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金 25/ 6 2990.2 + 16.6 プラチナ 25/ 7 911.3 + 5.4
25/ 8 3015.2 + 17.2 25/10 922.3 + 5.3
銀 25/ 5 2968.6 + 8.2 パラジウム 25/ 6 889.30 + 1.30
25/ 7 2996.1 + 7.0 25/ 9 899.10 + 0.30
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ニューヨーク金が反発、銀は小幅続伸。前日比は金が16.6~19.4ドル高、中
心限月の6月限が16.6ドル高、銀が5.5~8.2セント高、中心限月の5月限は
8.2セント高。
金6月限は反発。時間外取引では、ドル安、米国・中国との関税報復合戦の悪化など
を背景にドル建て現物価格の上昇を受け、アジア時間から大幅高となった。欧州時間に
入っても堅調に推移し、50ドル超の上昇で推移。日中取引に入るとユーロ安を受けて
急速に上げ幅を縮小した。米10年債の利回り上昇で米金利上昇警戒から利食い売りを
含めた手じまい売りも圧迫要因となり、高値からは大幅に離れて引けた。
銀5月限は小幅続伸。時間外取引から大幅続伸となり、60セント以上の上昇で推
移。日中取引は金の上げ幅縮小から高値を離れ、3000セント割れとなり、小幅続伸
で引けた。
プラチナ系貴金属(PGM)は軒並み小反発。前日比はプラチナが3.8~5.8ド
ル高、中心限月の7月限が5.4ドル高、パラジウムが0.10~1.30ドル高、中
心限月の6月限は1.30ドル高。
プラチナ7月限は小反発。時間外取引では、金、銀の上昇につれ高もようとなり、ア
ジア時間から前日の下げ幅を上回る上昇となった。欧州時間では上げ幅を拡大し、18
ドル超の上昇となった。日中取引では、ニューヨークダウが序盤、反発したことが支援
材料ながら、金、銀が上げ幅を縮小、ドル建て現物相場の上値の重さから上げ幅を削る
展開となったが、下値は堅く堅調に引けた。ニューヨークダウ、ナスダック指数とも下
げに転じたことがリスク回避要因となった。
パラジウム6月限は小反発。時間外取引は反発し、一時20ドル近い上昇となった。
日中取引で他の貴金属3品が上げ幅を縮小と歩調を合わせ、上げ幅を削り、かろうじて
プラスサイドを維持して引けた。
MINKABU PRESS