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2024年06月18日(火)11時51分

東京株式(前引け)=反発、前日の反動で目先買い戻し優勢に

 18日前引けの日経平均株価は前営業日比401円67銭高の3万8504円11銭
と反発。前場のプライム市場の売買高概算は7億564万株、売買代金概算は1兆66
67億円。値上がり銘柄数は1356、対して値下がり銘柄数は268、変わらずは2
2銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は前日の先物主導の大幅安の反動で、主力株をはじめ広範
囲に買い戻しが入り、日経平均は大幅反発に転じた。朝高後にいったん伸び悩む場面が
あったが、前場取引後半に買い直される展開に。値上がり銘柄数が全体の8割強を占め
ている。日経平均の上げ幅は前引け時点で400円に達した。もっとも3万8000円
台後半では戻り売り圧力も意識されており、前日の下げ幅を完全にはリカバーできてい
ない。売買代金も1兆6000億円台と低水準にとどまっている。
 個別では売買代金トップのディスコ<6146>や同2位のレーザーテック<6920>が高
いほか、東京エレクトロン<8035>なども買い優勢。トヨタ自動車<7203>も強弱観対
立のなかプラス圏で引け下げ止まった形に。任天堂<7974>、TDK<6762>なども値
を上げた。太陽誘電<6976>もしっかり。藤田観光<9722>がストップ高、曙ブレーキ
工業<7238>も物色人気に。半面、日立製作所<6501>が売りに押され、武田薬品工業
<4502>も軟調。TOWA<6315>も下落した。ミガロホールディングス<5535>が値
下がり率トップに売られ、K&Oエナジーグループ<1663>も大幅安。マネジメントソ
リューションズ<7033>も大きく値を下げた。
出所:MINKABU PRESS