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日本時間午前6時28分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 154.56 - 0.23 (- 0.15%) 155.01 / 154.13
ユーロ・ドル 1.1632 + 0.0039 (+ 0.34%) 1.1656 / 1.1579
ポンド・ドル 1.3188 + 0.0055 (+ 0.42%) 1.3216 / 1.3101
ドル・スイス 0.7932 - 0.0045 (- 0.56%) 0.7994 / 0.7908
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<きょうの材料>
【米国】
米週間石油在庫統計(バレル・前週比)2:00
原油 +641.3万(4億2758万)
ガソリン -94.5万(2億0506万)
留出油 -63.7万(1億1091万)
(クッシング地区)
原油 -34.6万(2252万)
*()は在庫総量
*米30年債入札結果
最高落札利回り 4.694%(WI:4.684%)
応札倍率 2.29倍(前回:2.38倍)
*デーリー・サンフランシスコ連銀総裁
・12月FOMCへの対応を論じるには時期尚早。
・12月の対応についてはオープン姿勢。
・何も決定はしていない。
・米経済に慎重な楽観論。
・関税を除くインフレは低下傾向だが、根強い。
*ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
・10月の米雇用統計は雇用者数は公表されるが、失業率は公表されない。
・10月の失業率は永久に分からないだろう。
・9月分の米雇用統計は来週に発表される可能性。
・9月の雇用統計はすでに策定済み。
・50年住宅ローンについて、検討中の数多くの政策の1つ。
・欠点は資産形成に時間がかかる点。
*カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
・インフレは依然として高過ぎる。
・労働市場の特定分野では圧力が継続している模様。
*ハマック・クリーブランド連銀総裁
・制限的な政策維持には金利据え置きが必要。
・FRBの信頼性維持にはインフレ抑制が必須。
・現在のFRBの政策は制限的ではない。
・中立金利は最近上昇傾向にあるようだ。
*米労働統計局
・データ公表の予定は分かり次第通知する。
・日程の最終決定に時間かかる可能性。
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<明日の材料と事前予想>
【中国】
小売売上高(10月)11:00
予想 2.9% 前回 3.0%(前年比)
予想 4.4% 前回 4.5%(年初来・前年比)
鉱工業生産指数(10月)11:00
予想 5.6% 前回 6.5%(前年比)
予想 6.1% 前回 6.2%(年初来・前年比)
【ユーロ圏】
ユーロ圏実質GDP(改定値)(第3四半期)19:00
予想 0.2% 前回 0.2%(前期比)
予想 1.3% 前回 1.3%(前年比)
ユーロ圏貿易収支(9月)19:00
予想 N/A 前回 10億ユーロ(季調前)
予想 N/A 前回 97億ユーロ(季調済)
ボスティック・アトランタ連銀総裁が討論会出席(質疑応答あり)
シュミッド・カンザスシティ連銀総裁が金融政策および経済見通しについて講演(質疑
応答あり)
米「フォーム13F」提出期限(※機関投資家が四半期ごとに米証券取引委員会(SEC)に
提示する書類)
EU財務相理事会
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きょうのNY為替市場、ドル安が優勢となり、ドル円も一時154.15円付近まで
下落した。前日同様に本日の東京時間にも何度か155円台を付ける場面が見られたも
のの上値を抑えられている。155円付近ではオプション勢などの防戦売りも大量に観
測。ロング勢も一旦退却していたようだ。ただ、下押す動きまでは出ていない。
米政府機関の閉鎖は解除されたものの、本日の市場はリスク回避的な雰囲気が強まっ
た。一方、FOMC委員は利下げへの慎重姿勢を繰り返しており、短期金融市場では1
2月のFRBの利下げ確率が50%を下回っている。
史上最長の米政府機関閉鎖は経済全体や家計への打撃も大きく、閉鎖が続いた1週間
ごとに米経済の損失は100-150億ドルに上ったという試算も出ていた。エコノミ
ストは今回の閉鎖による損失を全て回復するのは難しいと見ているようだ。
市場が気掛かりとしているのが、米経済指標の発表がどうなるのかだが、ハセット米
国家経済会議(NEC)委員長が10月分の米雇用統計に関して、「雇用者数は公表さ
れるが、失業率は公表されない」と述べていた。9月分については来週発表される可能
性に言及。非農業部門雇用者数(NFP)は企業調査のため、企業にデータが残ってい
る可能性が高いが、失業率は直ぐには家計調査のためデータを収集しにくい面があるの
かもしれない。
なお、米労働統計局(BLS)はデータ公表の予定は分かり次第通知するとした上
で、日程の最終決定には時間かかる可能性を示唆していた。
ユーロドルは一時1.16ドル台半ばまで上げ幅を拡大。本日の上げで21日線を上
放れる展開が見られ、100日線が1.1665ドル付近に来ていたが、目先のポイン
トとして意識される。一方、ドル円は戻り売りに押されていたものの、ユーロ円は上値
追いの展開を継続し、179円台後半の推移を継続。ユーロ発足以来の高値更新が続い
ている。
ユーロドルに強気な見方もアナリストから出ており、来年は重要な1.20ドル水準
を上回る見通しだと述べている。財政刺激策の効果が発揮され、ユーロ圏は経済成長の
大幅な回復が見込まれるという。原油安もユーロにとって追い風になる可能性があると
指摘。ユーロドルの中期的な適正価値は、交易条件を通じてコモディティ価格に大きく
左右されるとしている
ECBは利下げを終了した一方、FRBはここからさらに0.75%ポイントの利下
げが実施される可能性があり、来年末までに1.22ドルまで上昇する可能性があると
いう。
ポンドドルは買い戻しが出ていたものの、ロンドン時間には一時1.31ドルちょう
ど付近まで下落するなど、上値の重い値動きは継続。一方、ドル円は利益確定売りに押
されているにもかかわらず、ポンド円は一時204円台に上昇。10月に上値を拒まれ
た水準でもあり、回復できるか注目される。
ロンドン時間に第3四半期の英GDPが発表になっていたが、予想を下回る内容とな
った。9月の月次GDPに至っては、前月比0.1%のマイナス成長となっている。サ
ービス部門が緩やかに成長したものの、製造業が大幅に落ち込んだ。
先日の英雇用統計に引き続き、12月の英中銀の利下げ期待を正当化する内容と受け
止められている。現在、短期金融市場では85%の確率で利下げを織り込んでいる。
MINKABU PRESS