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2025年04月03日(木)05時20分

NY貴金属引け速報=金が反発、労働市場の減速の見方などで

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金 25/ 6 3166.2 + 20.2 プラチナ  25/ 7 995.2 - 9.4
25/ 8 3192.3 + 21.0       25/10 1007.4 - 9.3
銀 25/ 5 3465.0 + 34.1 パラジウム 25/ 6 985.30 - 15.50
  25/ 7 3497.4 + 33.9       25/ 9 992.80 - 15.60
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 ニューヨーク金、銀は反発。前日比は金が20.2~22.1ドル高、中心限月の6
月限が20.2ドル高、銀が30.2~34.1セント高、中心限月の5月限は
34.1セント高。
 金6月限は反発。時間外取引では、貿易戦争に対する懸念を受けて押し目を買われた
が、ドル高を受けて上げ一服となった。欧州時間に入ると、ドル安を受けて押し目を買
われた。日中取引では、全米雇用報告が予想以上に増加したが、労働市場の減速の見方
を受けて堅調となった。また欧州連合(EU)が米国の相互関税に対する緊急支援策を
準備とし、ユーロ高に振れたことも支援要因になり、一代高値を更新した。
 銀5月限はドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは下落。前日比はプラチ
ナが10.0~8.3ドル安、中心限月の7月限が9.4ドル安、パラジウムが
16.80~15.20ドル安、中心限月の6月限は15.50ドル安。
 プラチナ7月限は続落。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、貿易戦争に対
する懸念やドル高を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、ドル安が下支えとなっ
た。日中取引では、予想以上の全米雇用報告を受けて売り優勢となった。その後は、欧
州連合(EU)が米国の相互関税に対する緊急支援策を準備とし、ユーロ高に振れたこ
とを受けて下げ一服となった。
 パラジウム6月限は貿易戦争に対する懸念や予想以上の全米雇用報告を受けて売り優
勢となった。
MINKABU PRESS