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2024年06月14日(金)18時53分

欧州外為序盤=円買いが優勢、ドル円は157円台前半

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午後6時47分時点の主要通貨は下記の通り。

           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円       157.11 + 0.08 (+ 0.05%) 158.26 / 156.86
ユーロ・ドル     1.0682 - 0.0055 (- 0.51%) 1.0745 / 1.0672
ポンド・ドル     1.2701 - 0.0061 (- 0.48%) 1.2764 / 1.2693
ドル・スイス     0.8934 - 0.0005 (- 0.06%) 0.8950 / 0.8912
ドル・カナダ     1.3761 + 0.0018 (+ 0.13%) 1.3767 / 1.3734
豪ドル・ドル     0.6610 - 0.0026 (- 0.39%) 0.6642 / 0.6603
NZドル・ドル    0.6128 - 0.0040 (- 0.65%) 0.6171 / 0.6123
ユーロ・円      167.83 - 0.78 (- 0.46%) 169.80 / 167.53
ポンド・円      199.55 - 0.85 (- 0.43%) 201.62 / 199.25
スイス・円      175.86 + 0.19 (+ 0.11%) 176.92 / 175.52
カナダ・円      114.17 - 0.09 (- 0.08%) 115.11 / 114.02
豪ドル・円      103.85 - 0.35 (- 0.33%) 104.80 / 103.68
NZドル・円     96.27 - 0.57 (- 0.58%) 97.25 / 96.14
ユーロ・ポンド    0.8410 - 0.0003 (- 0.04%) 0.8424 / 0.8397
ユーロ・スイス    0.9543 - 0.0055 (- 0.57%) 0.9609 / 0.9528
ポンド・スイス    1.1347 - 0.0061 (- 0.53%) 1.1420 / 1.1333
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 欧州外為市場序盤は、円買い優勢となっている。東京の午後から欧州の朝方にかけ
て、日銀金融政策決定会合で長期国債買い入れの減額の実施を事実上、次回会合まで先
送りすることにしたことを受けて円が売られたが、その後、植田日銀総裁が会見で7月
の追加利上げの可能性を排除しない姿勢を示すと、円が買われている。ドル円は157
円台前半、ユーロドルは1.06台後半、ユーロ円は167円台後半で推移している。

 ドル円は157円台前半で取引されている。東京の昼過ぎに日銀金融政策決定会合の
結果が発表されたのをきっかけに上値を試し、東京の終盤に158円台に乗せ、欧州の
朝方には4月29日以来の高値水準となる158.26付近まで一時上昇した。しか
し、その後、植田日銀総裁が7月の追加利上げの可能性を排除しない考えを明らかにし
たことを受けて値を削り、上げを帳消しにする場面があった。

 ユーロドルは1.06ドル台後半で取引されている。欧州で、ドイツ債利回りの低下
から軟化し、1.07割れに沈み、5月1日以来の安値水準となる1.0672付近ま
で一時下落した。

 ユーロ円は167円台後半で取引されている。東京の昼過ぎに発表された日銀金融政
策決定会合の結果を受けて堅調な動きが欧州の朝方まで続き、前日のニューヨーク終値
から1.10円以上のユーロ高・円安となる169.80付近まで上昇する場面があっ
た。しかし、その後、植田日銀総裁による7月の追加利上げの可能性を排除しない発言
やドイツ債の利回りの低下を受けて反落し、一時167.53付近まで下落した。

 東京時間午後6時47分現在では、ドル円は1ドル=157.11円前後、ユーロド
ルは1ユーロ=1.0682ドル近辺、ユーロ円は1ユーロ=167.83円前後で取
引されている。

MINKABU PRESS