午後の東京株式市場で日経平均は堅調に推移している。日経平均は、指数寄与度の高
いファーストリテイリングの下落を受けた売りを押し目買いで吸収し、2ケタ高で前場
の取引を終えた。後場では、厚生労働省が年金積立金管理運用独立行政法人(GPI
F)の実質運用利回りを1.7%から1.9%に引き上げる案を示したことを受け、前
引けから上げ幅を拡大している。日経平均は午後1時22分現在、前営業日比277.
53円高の3万8485.56円で推移している。
東証業種別株価指数は、全33業種中、小売業と陸運業を除く、31業種が上昇して
いる。値上がり率上位は、保険業、銀行業、非鉄金属となっている。
MINKABU PRESS