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2024年06月10日(月)22時30分

NY外国為替序盤=156円台後半

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日本時間午後10時29分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  156.90 + 0.15 (+ 0.10%) 157.20 / 156.52
ユーロ・ドル 1.0740 - 0.0061 (- 0.56%) 1.0809 / 1.0733
ポンド・ドル 1.2706 - 0.0013 (- 0.10%) 1.2739 / 1.2688
ドル・スイス 0.8966 0.0000 ( 0.00%) 0.8983 / 0.8954
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 日本時間午後10時29分現在のドル円は1ドル=156.90円。きょうのNY為
替市場はドル買いが優勢となる中、ドル円は156円台後半で推移している。先週末の
米雇用統計が予想以上にインフレの粘り強さを示唆す内容となったことで、為替市場は
ドル買いが優勢となり、ドル円も157円台を回復した。本日は上げが一服しているも
のの、底堅い値動きが続いている。
 市場は今週の米消費者物価指数(CPI)とFOMCの結果発表を注目している。投
資家はそれらのイベントを分析し、利下げのタイミングとペースについて何らかのヒン
トを得ようとしている。
 一部からは「先週の米雇用統計は雇用の粘り強さを示し、FRBはタカ派スタンスに
転じると考えられるが、下半期の利下げの可能性を排除することはない。基本シナリオ
は9月と12月の2回の利下げで、2番目に可能性が高いのは1回の利下げだ」と指摘
し、FOMC委員の金利見通し(ドットプロット)およびパウエル議長の会見は、予想
ほどタカ派的でないかもしれないとの声も聞かれる。
 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は155.95円に観
測されている。
10日(月)
155.95 (5.4億ドル)
12日(水)
155.25 (10.1億ドル)
156.00 (12.9億ドル)
MINKABU PRESS