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2026年07月03日(金)05時28分

NY外為市況=一時160円台に下落

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日本時間午前5時27分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  161.07 - 1.51 (- 0.93%) 162.61 / 160.64
ユーロ・ドル 1.1435 + 0.0058 (+ 0.51%) 1.1473 / 1.1375
ポンド・ドル 1.3351 + 0.0076 (+ 0.57%) 1.3385 / 1.3268
ドル・スイス 0.8032 - 0.0064 (- 0.79%) 0.8098 / 0.8010
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<きょうの材料>
【米国】
*非農業部門雇用者数(NFP)(6月)21:30
結果 5.7万人
予想 11.3万人 前回 12.9万人(17.2万人から修正)
*失業率(6月)
結果 4.2%
予想 4.3% 前回 4.3%
*平均時給(6月)
結果 0.2%
予想 0.3% 前回 0.3%(前月比)
結果 3.5%
予想 3.5% 前回 3.4%(前年比)
*米新規失業保険申請件数(6月27日週)21:30
結果 21.5万人
予想 21.8万人 前回 21.6万人(21.5万人から修正)
*デーリー・サンフランシスコ連銀総裁
・FRBの政策は依然としてやや引き締め的スタンス。
・米国の投資の堅調な伸びは鈍化しない。
・消費者の回復力は米経済にとって好材料。
・根強いインフレとの闘いを余儀なくされる可能性。
*ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
・米国の雇用は依然として上昇傾向にある。
・ウォーシュ議長はデータを注視し、自身が正しいと考える行動を取るだろう。
・パウエル氏がFRBを去っていないのは極めて異例。
・パウエル氏がFRBに残留している動機について懸念。
*ラガルドECB総裁
・ECBは6月利上げという正しい選択をした。
・政策決定者の過半数は4月の利上げに前向きだった。
・供給ショックが経済全体に波及。
・第2波の影響は現時点では表れていない。
*マン英中銀委員
・エネルギー価格、利益率、賃金交渉が重要な指標。
・下半期の経済実績が重要となる。
・失業率は労働市場の弱さを過大評価している可能性。
・積極的な政策措置により、インフレを目標に近づけることができる。
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<明日の材料と事前予想>
【ユーロ圏】
ドイツ非製造業PMI(確報値)(6月)16:55
予想 46.8 前回 46.8
ユーロ圏サービス業PMI(確報値)(6月)17:00
予想 48.9 前回 48.9
【英国】
サービス業PMI(確報値)(6月)17:30
予想 48.7 前回 48.7
GPIF資産運用実績(2025年度)
日銀「需給ギャップ・潜在成長率および労働需給指標」
ラガルドECB総裁がエクス=アン=プロヴァンス経済会議出席
ベイリー英中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁が「財政政策と金融政策」討論会出席
独立記念日振替のため米国市場は休場
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 きょうのNY為替市場、朝方発表の米雇用統計を受けてドル売りが強まり、ドル円は
一時160円台に急落した。非農業部門雇用者数(NFP)が5.7万人増と予想を大
きく下回った。一方、失業率は4.2%に低下したものの、労働参加率が61.5%と
前回から低下しており、その影響が出たものと思われる。
 今回の数字を受けて、市場はFRBの利上げ期待をさらに後退させ、短期金融市場で
は10月利上げを完全には織り込めていない状況。年内1回の利上げに変化はないもの
の、先週のPCE価格指数と合わせて期待感は後退する内容ではあった。
 特にドル円は利益確定売りを強め、東京時間の162円台から、NY時間に入って一
気に160.65円付近まで一時急落。過大な円ショートの積み上りも指摘される中
で、本日の米雇用統計はポジションの巻き返しを誘ったようだ。
 市場では介入警戒感が高まっている。明日は独立記念日の振替休日で薄商いになる
中、日本の当局が事前の示唆もなく不意打ちで介入をするのではとの憶測も流れ、利益
確定売りを誘いやすい雰囲気が事前にあった可能性もありそうだ。
 ユーロドルは1.14ドル台半ばまで一時上昇。チャート的にリバウンド相場の兆候
も出始めているが、目先は21日線が1.14ドル台後半に控えており、その水準を回
復できるか注目される。一方、ドル円が急速に下落し、ユーロ円も連れ安となり、18
3円台まで一時下落。本日184.65円付近に来ている100日線を割り込んでお
り、明日以降の動きが注目。
 ただアナリストは、今後数週間のユーロドルは最近の下落基調が続く可能性があるも
のの、その後は年後半にかけて回復するとの見方を示した。ネルギー価格下落はユーロ
にとって好材料である一方、今夏の市場では米利上げ観測が最大のテーマになると指
摘。本日の米雇用統計で後退しているものの、今後の米経済指標が強い内容であれば、
年内2回の利上げ期待が復活する可能性が十分にあるという。その場合、ユーロドルは
短期的に1.13ドルを割り込む可能性があるという。
 一方、FRBは年内据え置くとの同アナリストの基本シナリオに基づけば、ユーロド
ルは11-12月にかけて1.16-1.18ドルのレンジまで回復すると予想してい
るという。
 ポンドドルは1.33ドル台後半まで一時買い戻された。本日の上げで21日線を一
気に回復しているが、200日線が1.34ドルちょうど付近に来ており、目先の上値
メドとして意識される。一方、ポンド円はドル円とともに214円台に下落。
 エコノミストは、英政府は増大する歳出を賄うため、秋の予算で英政府は増税に踏み
切る可能性があるとの見方を示している。政府は防衛プロジェクト、エネルギー支援
策、さらに追加の投資計画の財源を確保する必要があると指摘。
 また、新たな英首相が、所得税、付加価値税(VAT)、法人税は引き上げないとす
る労働党の公約を撤回するリスクがあるとも述べた。その場合、景気への悪影響が予想
されることから、英中銀の利上げ期待はさらに遠ざかる可能性もありそうだ。
MINKABU PRESS