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2026年07月02日(木)05時33分

NY外為市況=162円台での推移

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日本時間午前5時32分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  162.60 + 0.05 (+ 0.03%) 162.84 / 162.30
ユーロ・ドル 1.1377 - 0.0045 (- 0.39%) 1.1423 / 1.1362
ポンド・ドル 1.3279 + 0.0017 (+ 0.13%) 1.3292 / 1.3219
ドル・スイス 0.8095 + 0.0011 (+ 0.14%) 0.8120 / 0.8078
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<きょうの材料>
【経済指標】
【米国】
*ADP雇用統計(6月)21:15
結果 9.8万人
予想 12.0万人 前回 12.2万人
*米製造業PMI(6月確報)22:45
結果 53.9
予想 55.7 速報 55.7
*ISM製造業景気指数(6月)23:00
結果 53.3
予想 53.9 前回 54.0
*米建設支出(5月)23:00
結果 0.1%
予想 0.1% 前回 0.3%(0.4%から修正)(前月比)
*米週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油 -377.5万(4億0836万)
ガソリン -233.3万(2億1397万)
留出油  +248.3万(1億0860万)
(クッシング地区)
原油 +70.9万(1967万)
()は在庫総量
【発言・ニュース】
*ウォーシュ議長
・金利に関するガイダンスの提示は見送る。
・過去4週間でインフレリスクは低下。
・雇用と物価の安定、両方を達成しなければならない。
・労働市場は安定しており、経済の需要も堅調。
・物価安定を実現することに改めてコミット。
・FRBの独立性に変更はない。
・物価安定に向けた戦術・戦略は今後策定される。
・われわれがなすべき最も重要なことは、適切な政策を講じること。
・フォワードガイダンス示さない考え改めて表明。
・タスクフォースのメンバー選任に関するニュースが来週にも発表される見通し。
・モデルが適切な政策の妨げになるなら、それを排除すべき。
*ウォーシュ議長 キング元英中銀総裁を起用
 ウォーシュ議長は、FRBの新たなコミュニケーションに関する作業部会(タスクフ
ォース)の共同議長に元英中銀総裁のキング氏を起用した。ブルームバーグが伝えた。
*グリアUSTR代表
 グリア米通商代表部(USTR)代表は、米国がカナダ、メキシコとの貿易協定を更
新せず、代わりに毎年見直す方針を決めたことを明らかにした。
*ベイリー英中銀総裁
・英経済は減速傾向。
・経済活動と労働市場が減速。
・GDPギャップが拡大。
・金融政策は引き締められたと主張できる。
・バランスシートは準備金需要を反映すべき
・石油・ガス先物は歴史的に見て極めて信頼性の低い指標。
*中国の王毅外相
 中国の王毅外相は、ルビオ米国務長官との電話会談で、台湾問題について「極めて慎
重」に対応するよう米国に求めた。台湾問題が米中関係における極めて敏感なテーマで
あることが改めて示された。
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<明日の材料と事前予想>
【豪州】
貿易収支(5月)10:30
予想 21.75億豪ドル 前回 17.91億豪ドル
【ユーロ圏】
ユーロ圏失業率(5月)18:00
予想 6.3% 前回 6.3%
【米国】
非農業部門雇用者数(6月)21:30
予想 11.5万人 前回 17.2万人(前月比)
失業率
予想 4.3% 前回 4.3%
平均時給
予想 0.3% 前回 0.3%(前月比)
予想 3.5% 前回 3.4%(前年比)
新規失業保険申請件数(06/21 - 06/27)21:30
予想 21.8万件 前回 21.5万件
独立記念日振替休日の前日で米債券市場は短縮取引
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 きょうのNY為替市場、途中からドル売りの動きも見られ、ドル円は一時162.3
0円付近まで値を落とす場面が見られた。ウォーシュ議長の発言に反応したようで、議
長は金利の先行きに関しては発言を控えているものの「過去4週間でインフレリスクは
低下している」との認識を示したことに、市場は敏感に反応していた模様。米国債利回
りも下げに転じていたほか、短期金融市場でも年内利上げ期待が後退していた。
 ただ、本日のドル円は、堅調な米経済指標や日米金利差を背景に上値追いが続き、一
時162.80円近辺まで上昇していた。米経済指標が底堅さを示し、FRBの利上げ
期待も根強い一方、日銀の利上げは慎重なアプローチが意識される中、ドル円は上値追
いが続いている。

 一部からは、介入がなければ165円程度までの上値余地はあるとの見方も広がり、
場合によっては170円を視野に入る可能性も指摘されている状況。
 大規模な為替介入を実施しても、FRBの利下げモードが復活するなど、ファンダメ
ンタルズに大きな変化がない限りにおいては、効果は一時的に留まる可能性は高いと見
られている。ここに来てFRBは以前よりもタカ派姿勢に転換し、日本政府の骨太方針
も日銀の利上げをけん制する内容との受け止めも加わる中、ドル高・円安は進みやすい
と見られている。
 ただ、財務省の介入警戒が円安のスピードを減速させ、過度な動きを抑え込んでいる
点は間違いなく、その点は評価できそうだ。
 明日は米雇用統計が発表される。堅調な内容になるとの見方も出ているが、果たして
市場の利上げ期待に変化が出るか注目される。なお、今回は3日金曜日が独立記念日の
祝日で休場となることから、明日木曜日の発表になる。
 ユーロドルは、ウォーシュ議長の発言でドル安の反応が見られ、一旦1.14ドル台
に戻していたものの、再び1.13ドル台に下落する展開。やや下げ過ぎ感も出て来て
はいるものの、依然としてリバウンド相場を強める気配はない。一方、ユーロ円は戻り
売りに押され、184円台に一時下落。21日線付近での推移となっていた。
 ユーロ圏の成長見通しが改善しない限り、ユーロの回復は難しいとの指摘がアナリス
トから出ている。「昨年来、ユーロに対する市場の期待感の変化が、ユーロドルの動き
に果たしてきた役割を市場は過小評価している」と指摘。市場はこれまでユーロ高を見
込んでいたが、イラン紛争によってユーロ圏の成長見通しが悪化したことから、その期
待は後退。ユーロ圏の経済指標が大きく改善しなければ、投資家が再びユーロへの強気
姿勢を取り戻すことは難しいという。
 一方、ドルについては、予想以上に堅調な米労働市場、底堅い個人消費、米国株への
力強い資金流入が支援材料となり、引き続き底堅く推移するとの見方を示した。
 ポンドドルは、ベイリー英中銀総裁の発言で一旦1.32ドル台前半まで下落したも
のの、ウォーシュ議長の発言で次第ドル売りが優勢となったことから、1.32ドル台
後半に買い戻される展開。一方、ポンド円は円安の動きから215円台後半に上昇。ベ
イリー総裁は「英経済は減速傾向。経済活動と労働市場が減速」などと述べていた。
 今後のポンドの見通しは次期財務相人事に左右されるとの見方が一部から出ている。
バーナム氏が次期英首相に就任した場合、誰が財務相に就任するかによって、今後数カ
月のポンド相場は二極化が一段と鮮明になる可能性があるという。
 2つのシナリオを想定しており、左派的な財政政策ショックとなる場合、ポンドドル
は1.25ドルまで下落。市場に好意的と受け止められる財務相が就任した場合は1.
3750ドルまで上昇する可能性があるという。また、ミリバンド氏が財務相に就任し
た場合は、ポンドに弱気材料。一方、マクファデン氏なら、より正統派でブレア政権時
代の「ニュー・レーバー」路線に沿った人事とみなされ、財政運営への信認を支えるこ
とから、ポンドにとって前向きな材料になるとの見方も示した。
MINKABU PRESS