7日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比3
36円高の4万8281円と続伸。
前日の欧州株市場は主要国の株価が軟調だったが、米国株市場ではハイテク株に根強
い買いが入りナスダック総合株価指数が反発し最高値を更新した。前日の東京市場では
高市新総裁の誕生がポジティブサプライズとなり、日経平均は2000円を超える上昇
を示したが目先スピード警戒感も拭えない。しかし、引き続き高市トレードを原動力に
上値指向は強い。外国為替市場でドル高・円安が一段と進んでおり、半導体関連などを
中心に株価押し上げ効果をもたらしている。他方、長期金利の動向などはリスク要因と
して意識され、ここにマーケットの視線が向かう可能性もある。
出所:MINKABU PRESS