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日本時間午後10時20分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 148.60 - 0.09 (- 0.06%) 148.87 / 148.18
ユーロ・ドル 1.0829 - 0.0074 (- 0.68%) 1.0917 / 1.0829
ポンド・ドル 1.2949 - 0.0054 (- 0.42%) 1.3015 / 1.2936
ドル・スイス 0.8829 + 0.0051 (+ 0.58%) 0.8837 / 0.8756
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日本時間午後10時20分現在のドル円は1ドル=148.60円。きょうの為替市
場、ドル円は前日のFOMC後の流れを継続して売りが優勢となり、アジア時間には1
48円台前半まで下落する場面も見られた。ただ、海外市場に入ってドル高の流れから
148円台半ばに下げ渋っている。
前日はFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)で、年内2回の利下げ見通し
を据え置いたことで安心感が広がったほか、保有資産の縮小(ランオフ)も4月からペ
ースを減速させると発表したことで、為替市場はドル安の反応が見られていた。150
円台を試していたドル円も失速した格好となった。
パウエルFRB議長は会見で、トランプ関税のインフレへの影響について、「短期あ
るいは一過性のものである可能性が高い」と述べていた。しかし、市場は依然としてト
ランプ関税への懸念を抱いており、安堵感はすぐに消えつつあるようだ。トランプ大統
領の貿易政策が先行き不透明感を加速させ、インフレも押し上げるとの見方は根強く、
関税を前にFRBがドットプロット通りに利下げを継続できるのかとの疑念が根強いよ
うだ。
ドル円は再び21日線の下に下落し、1月中旬からの下げトレンドを継続している。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
20日(木)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS