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日本時間午前5時29分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 147.23 + 0.16 (+ 0.11%) 147.51 / 146.60
ユーロ・ドル 1.1719 - 0.0013 (- 0.11%) 1.1758 / 1.1683
ポンド・ドル 1.3444 - 0.0034 (- 0.25%) 1.3510 / 1.3401
ドル・スイス 0.7978 + 0.0007 (+ 0.09%) 0.8000 / 0.7951
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<きょうの材料>
【米国】
PMI(購買担当者景気指数・確報値)(9月)22:45
結果 54.2
予想 53.9 前回 53.9(非製造業PMI・確報値)
結果 53.9
予想 53.6 前回 53.6(コンポジットPMI・確報値)
ISM非製造業景気指数(9月)23:00
結果 50.0
予想 51.8 前回 52.0(ISM非製造業景気指数)
※政府機関閉鎖の影響で米雇用統計は発表延期
*ミランFRB理事
・政策決定は先験的に行う必要
・住居費主導で大幅なディスインフレを予想
・あまりに長期な景気抑制政策は生産ギャップを拡大させる
・トランプ大統領からの具体的な政策行動の要求はないとしている。
*トランプ大統領
・ハマスは日曜日米国東部時間午後6時までにガザ戦争終結に関する計画に合意する必
要
*ジョンソン下院議長
政府機関閉鎖終了の前にオバマケア延長はない
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<明日から月曜日にかけての材料と事前予想>
【スイス】
雇用統計(9月)16:00
予想 N/A 前回 2.8%(失業率(季調前))
予想 N/A 前回 2.9%(失業率(季調済))
【ユーロ圏】
ユーロ圏小売売上高(8月)18:00
予想 N/A 前回 -0.5%(前月比)
予想 N/A 前回 2.2%(前年比)
4日(土)
自民党総裁選投開票、1回目の投票で過半数を得る候補者がいなかった場合は上位2人に
よる決選投票
※1回目投票結果が14時10分頃、決選投票結果が15時20分頃
5日(日)
OPECプラス会合
6日(月)
16:30 デギンドスECB副総裁、KPMG主催会議出席
17:00 レーンECBチーフエコノミスト、ECB金融政策会議出席
7日2:00 ラガルドECB総裁、欧州議会経済通貨委員会(ECON)出席
2:30 ベイリー英中銀総裁、世界投資サミット出席
6:00 NZ経済研究所(NZIER)四半期企業意識調査
日銀支店長会議、地域経済報告(10月)
中国は国慶節・中秋節(6日)に伴い大型連休(9日に取引再開)
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きょうのNY為替市場、ドル円は147円台での推移。東京市場午前に植田日銀総裁
が追加利上げに慎重な姿勢を見せたことで円売りとなり、株高の動きも支えとなってロ
ンドン朝にかけて147円82銭まで上昇。しかし、米連邦政府の閉鎖の終了が見込め
ない中で、高値からはドル売り円買いが入り、147円20銭台を付けてNY朝を迎え
ると、米ISM非製造業景気指数が予想及び前回を下回る弱さを見せたことで147円
10銭前後と、東京朝の水準まで低下。もっとも147円00銭手前の買いがしっかり
としていたこと、寄り付きからダウ平均株価が堅調で、場中の史上最高値を更新するな
どの動きが見られ、リスク選好の円売りにつながったことなどを支えに147円50銭
台まで買い戻しが入ると、午後は147円50銭を挟んでのもみ合いとなった。
米連邦政府機関の閉鎖については、本日上院で先月から数えて4回目となるつなぎ予
算の合意に向けた投票が行われる見込みであるが、合意は難しいと見られている。た
だ、連邦政府の閉鎖が相場に与える影響は今のところ小さいとの楽観論が優勢となって
おり、ドル円やクロス円を支えている。
クロス円もしっかり。ユーロ円はドル円がNY朝に米ISM非製造業を受けて下げた
局面で172円80銭を付けたが、すぐに反発。東京朝の高値をわずかに更新する17
3円24銭を付けた。その後の押し目は173円00銭前後にとどまっており、円安圏
での推移が続いた。
ポンド円はよりはっきりとポンド高円安となった。東京市場で198円50銭台を付
けた後、米ISM非製造業後の円買いに198円00銭前後まで下げたが、東京朝につ
けていた197円台後半を付けきれず、198円の大台を維持したこともあって反発。
198円87銭まで上値を伸ばしている。ポンドドルが木曜日の1.3500台から
1.3400近くまでの下げの反動もあって、ロンドン朝の1.3429から1.34
86まで上昇しており、対円でのポンド買いを支えた。
ユーロドルは米ISM非製造業後のドル売りに1.1759を付ける場面もすぐに落
とし、その後は1.1720台から1.1750のレンジでもみ合い。
MINKABU PRESS