19日前引けの日経平均株価は前日比261円85銭高の3万8107円27銭。前
場のプライム市場の売買高概算は9億1864万株、売買代金概算は2兆1153億
円。値上がり銘柄数は1266、値下がり銘柄数は317、変わらずは53銘柄だっ
た。
日経平均株価は上伸。前日のNYダウが260ドル安となるなか、日経平均株価は小
幅安でスタートした。ただ、下値には買いが入りプラス圏に転じると上昇幅を拡大さ
せ、3万8000円台を回復した。東証33業種の全てが上昇し、堅調に推移してい
る。日本銀行は、前引け前に金融政策決定会合の結果を発表し、金融政策の「現状維
持」を決めた。東証プライム市場に新規上場したJX金属<5016>は公開価格を2%強
上回り初値をつけた。
個別銘柄では、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>が高く、三菱UFJフィナ
ンシャル・グループ<8306>や伊藤忠商事<8001>がしっかり。東京エレクトロン<
8035>やリクルートホールディングス<6098>が値を上げた。半面、フジクラ<5803>
やディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>が軟調。日立製作所<6501>やメルカリ
<4385>も安い。
出所:MINKABU PRESS