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午後8時33分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 148.02 - 0.23 (- 0.16%) 148.38 / 147.58
ユーロ・ドル 1.0868 - 0.0020 (- 0.18%) 1.0897 / 1.0860
ポンド・ドル 1.2949 - 0.0014 (- 0.11%) 1.2973 / 1.2942
ドル・スイス 0.8820 + 0.0001 (+ 0.01%) 0.8831 / 0.8804
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米東部時間午前7時33分のドル円は148円付近での取引。東京午前の148.3
8近辺を高値に、東京午後からのロンドン朝方にかけては147.58近辺まで下押し
された。植田日銀総裁が賃金上昇について前向きにコメントしたことで、市場に追加利
上げ観測が広がっていた。また、日本株やアジア株が軟調に推移したことが円高圧力と
なる面もあったようだ。しかし、ロンドン時間に入ると一転して買われている。一時1
48.20台まで買い戻される場面があった。売りが先行した欧州株が持ち直したこと
に反応。米国とロシアが再び接触すると報じられており、ウクライナ停戦への期待が広
がった面があった。ただ、足元では米株先物が下げており、リスク動向は交錯してい
る。
ユーロドルは1.08台後半での取引。1.0860-1.0897レンジでやや上
値重く推移している。米債利回りが上昇しており、ドル買い圧力が重石となっている。
ユーロ円は振幅。東京午前の161.52近辺を高値に、ロンドン朝方にかけては16
0.43近辺まで下落。しかし、ロンドン時間に入ると161.20台まで買い戻しが
入った。足元では再び160円台後半と落ち着かない値動きになっている。対ポンドで
はややユーロが軟調。
ポンドドルは1.29台半ばでの取引。東京午前の1.2973近辺を高値に、ロン
ドン朝方には1.2942近辺まで軟化した。比較的狭いレンジでの揉み合いが続いて
いる。ポンド円はユーロ円とともに振幅。東京午前の192.35近辺を高値にロンド
ン朝方には191.18近辺まで下落した。ロンドン時間に入ると買戻しが優勢となり
192円台を一時回復。しかし、足元では191円台後半へと再び軟化している。ユー
ロポンドは0.8388から0.8404マでのレンジでやや上値重く推移している。
minkabu PRESS