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金 25/10 3776.2 + 37.5 プラチナ 25/10 1582.0 + 52.0
25/12 3809.0 + 37.9 26/ 1 1603.5 + 48.2
銀 25/12 4665.6 +154.2 パラジウム 25/12 1311.10 + 27.60
26/ 3 4720.1 +156.1 26/ 3 1323.10 + 28.70
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ニューヨーク金、銀は続伸。前日比は金が37.4~38.4ドル高、中心限月の
12月限が37.9ドル高、銀が152.4~161.7セント高、中心限月の12月
限は154.2セント高。銀は全限月が一代高値を更新。
金12月限は続伸。時間外取引では、8月の米個人所得・支出、PCE価格指数の発
表を控えるなか、10ドル超の上げ幅を維持した。日中取引では、8月の米個人所得・
支出が事前予想を上回ったが、PCE価格指数は事前予想通りとなったため、年内の米
追加利下げ観測でドルが反落となり、序盤から上げ幅を拡大した。序盤で買いが一巡す
ると、利食い売りなどで上げ幅を縮小。
しかし、9月のミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が事前予想を下回ったことに
加え。米政府機関の閉鎖懸念が強く、米雇用統計など、米経済指標の発表の遅延の不安
もあり、金を安全資産として買う動きが強く、買い意欲は衰えず、37ドル超の上げ幅
を維持して引けた。
銀12月限は大幅続伸。時間外取引から買い優勢となり、欧州時間は約30セント高
で推移。日中取引はドル安、金高に支援され、一段高となった。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムとも大幅続伸。前日比はプラチ
ナが48.2~52.0ドル高、中心限月の1月限が48.2ドル高、パラジウムは
26.80~29.30ドル高、中心限月の12月限は27.60ドル高。プラチナは
全限月が一代高値を更新。
プラチナ1月限は大幅続伸。時間外取引では、金、銀の続伸、ドル建て現物相場の上
伸に支援され、一時、1590ドル台を試し、35ドル超の上昇となった。利食い売り
を吸収し、欧州時間も25ドル超の上げ幅を維持。日中取引は8月の米PCE価格指数
の落ち着きを好感し、ニューヨークダウが大幅反発となったことも追い風となり、値を
飛ばし、一時50ドルを超える上昇となった。
パラジウム12月限は続伸。時間外取引から小高く推移。日中取引は上値は重いなが
らも他の貴金属高に支援され、買い優勢で推移。帳入値は大幅高。
MINKABU PRESS