26日前引けの日経平均株価は前日比125円14銭安の4万5629円79銭。前
場のプライム市場の売買高概算は9億2395万株、売買代金概算は2兆6936億
円。値上がり銘柄数は1178、値下がり銘柄数は370、変わらずは69銘柄だっ
た。
日経平均株価は反落。前日の米株式市場ではNYダウが173ドル安となり、ナスダ
ック指数も下落した。堅調な米経済指標が発表されたことから、米利下げに対する期待
感が後退した。米株安を受け、東京株式市場も軟調にスタート。日経平均株価の下げ幅
は一時330円を超えた。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開となった。為替は1ドル=
149円台後半へ急激な円安が進行したほか、きょうは3月決算企業の中間配当の権利
付き最終売買日で、配当権利取りの動きも流入している様子だ。午前10時40分過ぎ
には小幅なプラス圏に浮上する場面もあったが、上値では売り直された。TOPIXは
上昇している。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<
8035>が安く、ソフトバンクグループ<9984>が値を下げた。フジクラ<5803>や第一
三共<4568>が下落した。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三菱
重工業<7011>が高く、トヨタ自動車<7203>や東京電力ホールディングス<9501>、
ソニーグループ<6758>が値を上げた。
出所:MINKABU PRESS