経済ニュース

<< 一覧に戻る

2025年09月23日(火)22時11分

NY外国為替序盤=147円台での取引

--------------------------------------
日本時間午後10時10分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  147.74 + 0.02 (+ 0.01%) 147.89 / 147.51
ユーロ・ドル 1.1798 - 0.0005 (- 0.04%) 1.1820 / 1.1780
ポンド・ドル 1.3531 + 0.0017 (+ 0.13%) 1.3537 / 1.3487
ドル・スイス 0.7922 - 0.0003 (- 0.04%) 0.7934 / 0.7910
--------------------------------------
 日本時間午後10時30分現在のドル円は1ドル=147.74円。きょうの為替市
場、全体的に方向感のない展開の中、ドル円は147円台での取引が続いている。先週
の中央銀行ウィークを経て、市場は手掛かり材料に乏しい展開となっているようだ。そ
のような中で市場は、FRB幹部の発言を市場は注視しているが、先週のFOMCで示
された金利見通し(ドット・プロット)が示すほど、FRB幹部は利下げに前のめりに
はなっていないことが示されている。労働市場の冷え込みは認識しているものの、粘り
強い高インフレが利下げ意欲にブレーキをかけているようだ。
 ただ、今後のFRBと各国の金融政策の方向性の格差を考慮すればドル安シナリオを
主張する向きは多い。ドルの軟調な展開が続き、年末までにドル円は140円を下回る
可能性があるとの見方も出ている。ここ数カ月で、貿易戦争が融和的になり、投資家が
米国資産に戻るなど、ドルにとってある程度前向きな動きが見られた一方、本質的には
弱気の見方を維持しているという。
 日本ではインフレ対応の必要性が高まっており、FRBが利下げを進める一方で日銀
が利上げに踏み切れば、円高要因になるとの見方を示している。さらに円は非常に割安
な水準から始まっており、この後の自民党総裁選後に政治的な環境が整えば、円には長
い上昇余地があると指摘している。
 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない
23日(火)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS