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金 25/10 3784.2 + 39.4 プラチナ 25/10 1506.1 + 80.4
25/12 3815.7 + 40.6 26/ 1 1527.5 + 82.2
銀 25/12 4460.8 + 39.4 パラジウム 25/12 1251.80 + 38.50
26/ 3 4512.1 + 39.9 26/ 3 1262.40 + 37.90
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ニューヨーク金、銀は大幅続伸。前日比は金が39.4~42.4ドル高、中心限月
の12月限が40.6ドル高、銀が38.6~41.3セント高、中心限月の12月限
は39.4セント高。
金12月限は大幅続伸。時間外取引では、ウクライナ軍によるロシアの首都モスクワ
の無人機攻撃の激化などによる地政学リスク、ドルの先安感、SPDRゴールドの現物
保有高の大幅増で安全資産としての需要増加の裏付け、22日に全限月が一代高値を更
新し、テクニカル要因が一段と強気になったことなどから、大幅続伸となり、一代高値
を更新。欧州時間は40ドル超の上げ幅を維持して推移。日中取引では、米長期金利の
低下、ドルが対ユーロで下落など、強材料があったが、3800ドル乗せで高値警戒感
が強く、前半の取引で上げ幅を縮小した。利食い売り一巡後は堅調に推移し、3800
ドル台を維持して引けた。
銀12月限は大幅続伸。時間外取引から大幅続伸となり、欧州時間に入って40セン
ト超の上げ幅を維持。日中取引は利食い売りで上げ幅を縮小したが、堅調に推移した。
金、銀とも全限月が一代高値を更新。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムとも続伸。前日比はプラチナが
75.2~83.3ドル高、中心限月の10月限が80.4ドル高、パラジウムは
37.80~38.70ドル高、中心限月の12月限は38.50ドル高。
プラチナ10月限は大幅続伸。時間外取引では、アジア時間から続伸で推移。欧州時
間に入ると一段高となり、一時40ドル超の上昇まで上げ幅を拡大。日中取引では、序
盤、ニューヨークダウが続伸で推移し、投資家心理が強気なこと、金、銀に対しての割
安感、今年も供給不足が続くことから、新規買い意欲が旺盛ななか、損切りも巻き込ん
だもようとなり、さらに上げ幅を拡大。1500ドル乗せで当面の利益確定の動きで上
げ幅を縮小したが、80ドル超の暴騰で引けた。
3番限以降が一代高値を更新。
パラジウム12月限は時間外取引から続伸となり、一時30ドル超の上昇となった。
日中取引はプラチナの一段高が追い風となり、38ドル超の上げ幅を維持して引けた。
MINKABU PRESS