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2025年02月17日(月)11時54分

東京株式(前引け)=小幅反発、狭いレンジで方向感定まらず

 17日前引けの日経平均株価は前営業日比15円44銭高の3万9164円87銭と
小幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は9億4746万株、売買代金概算は2兆
947億円。値上がり銘柄数は922、対して値下がり銘柄数は663、変わらずは5
3銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は朝方に日経平均がやや軟調なスタートとなった後、すぐ
にプラス圏に切り返したが、その後は再び下げに転じるなど狭いレンジで方向感の定ま
らない値動きとなった。足もと外国為替市場で1ドル=151円台後半までドル安・円
高方向に振れ自動車株などに売りを誘発しているものの、全体相場への影響は限られて
いる。決算発表を受けて好決算銘柄に買いが向かい、全体相場を支える格好となってい
る。値上がり銘柄数は全体の56%にとどまっているが、売買代金上位の銘柄に買いが
目立つ。
 個別では売買代金トップのフジクラ<5803>やディスコ<6146>、アドバンテスト<
6857>などが揃って上昇し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバ
ンクもしっかり。ユーグレナ<2931>が急騰、サンリオ<8136>、日本マイクロニクス
<6871>がストップ高に買われたほか、キオクシアホールディングス<285A.T>
も人気。ダイフク<6383>も値を飛ばした。半面、レーザーテック<6920>、東京エレ
クトロン<8035>が軟調、トヨタ自動車<7203>も下値を探った。リクルートホールデ
ィングス<6098>も安い。プラスアルファ・コンサルティング<4071>、メドレー<
4480>、セグエグループ<3968>などが急落した。
出所:MINKABU PRESS