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日本時間午前7時5分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 155.33 + 0.23 (+ 0.15%) 155.49 / 154.35
ユーロ・ドル 1.1642 - 0.0002 (- 0.02%) 1.1672 / 1.1628
ポンド・ドル 1.3328 + 0.0001 (+ 0.01%) 1.3362 / 1.3316
ドル・スイス 0.8048 + 0.0011 (+ 0.14%) 0.8055 / 0.8019
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<きょうの材料>
【カナダ】
*雇用統計(11月)22:30
結果 5.36万人
予想 -0.5万人 前回 6.66万人(雇用者数・前月比)
結果 6.5%
予想 7.0% 前回 6.9%(失業率)
【米国】
*ミシガン大消費者信頼感指数(12月速報値)23:00
結果 53.3
予想 52.0 前回 51.0
・1年先のインフレ期待
結果 4.1%
予想 4.5% 前回 4.5%
・5-10年先のインフレ期待
結果 3.2%
予想 3.4% 前回 3.4%
*個人所得・支出(9月)00:00
結果 0.4%
予想 0.3% 前回 0.4%(個人所得・前月比)
結果 0.3%
予想 0.3% 前回 0.5%(0.6%から修正)(個人支出・前月比)
*PCE価格指数(9月)00:00
結果 0.3%
予想 0.3% 前回 0.3%(PCE価格指数・前月比)
結果 2.8%
予想 2.8% 前回 2.7%(PCE価格指数・前年比)
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.2%(コアPCE価格指数・前月比)
結果 2.8%
予想 2.8% 前回 2.9%(コアPCE価格指数・前年比)
*ボルソナロ・ブラジル前大統領
息子のフラビオ氏を来年の大統領選候補者として支持
*ハセット米大統領経済会議議長
ベッセント財務長官が示したFBRの地区連銀総裁に対して、居住要件を設けるべきとの
主張を支持する
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<月曜日の材料と事前予想>
【中国】
貿易収支(11月)時刻未定
予想 N/A 前回 6400.0億元(貿易収支)
予想 1050.0億ドル 前回 900.7億ドル(貿易収支(ドル建て))
【日本】
実質GDP2次速報値(2025年 第3四半期)08:50
予想 -0.5% 前回 -0.4%(前期比)
予想 -1.9% 前回 -1.8%(前期比年率)
予想 2.8% 前回 2.8%(GDPデフレータ・前年比)
国際収支(10月)08:50
予想 32400.0億円 前回 44833.0億円(経常収支)
予想 30600.0億円 前回 43476.0億円(経常収支・季調済)
予想 1480.0億円 前回 2360.0億円(貿易収支)
【ユーロ圏】
ドイツ鉱工業生産指数(10月)16:00
予想 N/A 前回 1.3%(前月比)
予想 N/A 前回 -1.0%(前年比)
8:30 日本実質賃金(10月)
15:45 日銀債券市場参加者会合(銀行グループ)
17:30 日銀債券市場参加者会合(証券グループ)
9日0:00 チポローネECB理事、イベント講演
1:00 米NY連銀1年インフレ期待(11月)
2:00 テイラー英中銀委員、討論会出席
ビルロワドガロー仏中銀総裁、討論会出席
3:00 米3年債入札(580億ドル)
3:30 ロンバルデッリ英中銀副総裁、討論会出席
カーニー加首相、討論会出席
WSJ「CEO Council Summit」ハセット米国家経済会議(NEC)委員長出席(NY、9日ま
で)
アブダビ・ファイナンス・ウィーク(11日まで)
FRBブラックアウト期間(金融政策に関する発言自粛)(11日まで)
※米経済統計の発表日が変更・追加される可能性
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きょうのNY為替市場は、ロンドン市場からのドル高円安が継続。一時155円49
銭と、東京朝の水準を超えて日中の高値を付けた。米債利回りの上昇などがドル買いの
きっかけとなった。また午前0時に発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数が予想
を超える強さを見せたことも、ドル買い円売りにつながっている。東京市場の日経平均
株価の弱さに対して、比較的しっかりした動きを見せた米株式市場の動きも、リスク選
好でのドル買い円売りにつながったとみられる。
高値を付けた後は少し下げてもみ合い。週末前ということでNY市場午後は目立った
動意なく落ち着いた動きとなった。
ユーロドルでもドル高が優勢。ロンドン朝につけた1.1672からロンドン市場で
1.1640台まで下げた後、1.1640-1.1660レンジの取引となっていた
が、米指標を受けたドル高などに押されて1.1628まで一時売りが出た。その後
1.1640台を回復するなど、行き過ぎた動きにも警戒感が見られた。
ポンドドルはこのところの対ユーロでの強さなどもあって、ロンドン市場での1.3
362から1.3330割れまでの下げの後、NY市場に入って1.3362と下げ分
を帳消しとした。その後はユーロドル同様にドル高に押され1.3316まで売りが出
た。NY午後に入って1.3340台を一時回復。
ユーロ円はロンドン市場朝の180円10銭から反発が続き、一時180円93銭を
付けた。対ドルでのユーロ売りもあり、その後いったん調整も180円60銭台までに
とどまった。その後180円90銭前後を付けるなど堅調地合いを維持した。
ポンド円もロンドン市場での206円20銭からNY午前に207円30銭まで上
昇。その後は207円ちょうどを挟んでの推移。
目立った動きが見られたのはカナダドル高。朝に発表されたカナダ雇用統計(11
月)は前月比雇用減少予想に反して大きく増加、失業率は悪化予想に反して大きく改善
と、かなり力強い結果となった。これを受けてカナダ買いが進行。ドルカナダは1.3
940前後から1.3816を付け、カナダ円は111円30銭前後から112円46
銭を付けた。
MINKABU PRESS