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2025年12月30日(火)23時26分

NY外国為替序盤=156円台前半

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日本時間午後11時24分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  156.19 + 0.13 (+ 0.08%) 156.34 / 155.75
ユーロ・ドル 1.1758 - 0.0015 (- 0.13%) 1.1780 / 1.1755
ポンド・ドル 1.3484 - 0.0028 (- 0.21%) 1.3531 / 1.3481
ドル・スイス 0.7907 + 0.0017 (+ 0.22%) 0.7908 / 0.7876
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 日本時間午後11時24分現在のドル円は1ドル=156.19円。きょうの為替市
場、ドル円は小動きながらも上値の重い展開が続いており、156円前半で推移してい
る。ただ、いまのところ155円台に入ると押し目買いも見られ、下値は維持されてい
る状況。本邦勢は明日の大晦日からの正月休みを控え取引自体は閑散。
 オプション市場では短期的にドル円の下落リスクをヘッジする取引が優勢となってい
る。来年はドル安シナリオが多く、日銀の追加利上げ観測がさらに強まるようであれ
ば、さらに150円に向かって下値を試す展開になるリスクを意識していることが示唆
されている。
 テクニカル的にも日足・週足の双方で弱気サインが形成され、日足のオシレーター系
も下方向を示現している。月足や四半期ベースではまだ明確な弱気サインは示現してい
ないものの、年足ではカラカサ陰線に似た形状が高値圏で形成されつつあり、過去の動
きから、今後3-5年の間に100円水準を試す可能性も否定できないとの指摘も出て
いる。ただ、円安志向が依然多いことも事実ではある。
 なお、本日は午後にFOMC議事録の発表が予定されており、市場はその内容を待っ
ている。追加利下げを実施したFOMCで、それに向けたハードルがどれほど高かった
を示す内容となると見られている。今年3回目かつ年内最後となる利下げを実施するこ
とで合意したが、今後の金融政策の方向性を巡っては意見の相違が広がっている。こう
した状況に加え、先行きが読みづらい経済環境もあり、その内容に注目が集まりそう
だ。
 このあとの日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は156.50円に
観測されている。
30日(火)
156.50(3.7億ドル)
157.00(5.0億ドル)
31日(水)
154.00(7.0億ドル)
155.00(5.8億ドル)
MINKABU PRESS