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2026年02月10日(火)06時29分

NY外為市況=一時155円台半ば

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日本時間午前6時28分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  155.90 - 1.32 (- 0.84%) 157.76 / 155.52
ユーロ・ドル 1.1911 + 0.0096 (+ 0.81%) 1.1927 / 1.1810
ポンド・ドル 1.3691 + 0.0080 (+ 0.59%) 1.3700 / 1.3587
ドル・スイス 0.7665 - 0.0095 (- 1.22%) 0.7773 / 0.7658
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<きょうの材料>
主な米経済指標の発表なし
*NY連銀、1年先のインフレ期待が低下
 NY連銀の月次の消費者期待調査によると、1年先のインフレ期待は1月に3.0
9%と、前月の3.42%から低下した。将来のインフレ見通しに関する不確実性が、
1年先及び3年先で低下した一方、5年先では上昇した。
*ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
 雇用者数については、GDPの伸びと整合する僅かな減少を想定しておくべきだろ
う」との見解を示した。委員長は人口増加ペースの減速と、生産性の急上昇をトレンド
として指摘した。
ウォラー、ミラン両FRB理事の発言が伝わる
 ウォラー、ミラン両FRB理事の発言が伝わっており、ウォラー理事は「議会で暗号
通貨規制の明確化が停滞しているようだ」と述べた。一方、ミラン理事は「中央銀行の
独立性が政策の質を高める。金融政策は景気循環に即して調整されるべき」と述べてい
る。
*ウォラーFRB理事
・議会で暗号通貨規制の明確化が停滞しているようだ。
・FRBの簡易口座が訴訟を未然に防ぐことを期待していた。
・リスクポジションが主流企業の暗号通貨売却を招いた。
*ミランFRB理事
・中央銀行の独立性が政策の質を高める。
・金融政策は景気循環に即して調整されるべき。
*ナーゲル独連銀総裁
・目標を下回るインフレに対応する必要なし。
・物価見通しは維持、ユーロ圏に大幅な変更はなし。
・ECBは必要に応じて上下いずれの方向にも調整する用意。
*ラガルドECB総裁
・ECBのコミットメントは明確。
・物価安定と欧州強化に引き続き注力。
・欧州の回復力と競争力はより広範な政策枠組みに左右。
・ドイツなどでの公共支出拡大も追い風となる見通し。
・ただECB当局者は、域内の基盤を一段と強化の必要。
・特に懸念されているのは生産性の低さと成長の弱さ。
・当局者は構造改革とさらなる統合の推進を訴えている。
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<明日の材料と事前予想>
【ユーロ圏】
失業率(第4四半期)15:30
予想 7.7% 前回 7.7%
【米国】
輸入物価指数(12月)22:30
予想 0.1% 前回 -0.1%(0.0%から修正)(前月比)
予想 0.1% 前回 0.1%(前年比)
雇用コスト指数(2025年 第4四半期)22:30
予想 0.8% 前回 0.8%(前期比)
小売売上高(12月)22:30
予想 0.4% 前回 0.6%(前月比)
予想 0.4% 前回 0.5%(自動車除くコア・前月比)
企業在庫(11月)11日00:00
予想 0.1% 前回 0.3%(前月比)
日本10年物価連動国債入札(2500億円程度)
米3年債入札(580億ドル)
ハマック・クリーブランド連銀総裁が講演(質疑応答あり)
ローガン・ダラス連銀総裁がイベント出席(質疑応答なし)
国際エネルギー週間(ロンドン、12日まで)
オスロ・エナジー・フォーラム
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 きょうのNY為替市場、ドル円は東京時間の早朝に一旦157円台半ばまで上昇した
ものの、直ぐに戻り売りに押された。NY時間に入ると円高のみならずドル安も加わ
り、155円台半ばまで下落。
 日曜日の衆院選は高市首相率いる自民党が圧勝した。今後、積極財政を標ぼうする同
首相の政権基盤が確立しそうな勢いだが、為替市場は意外に円高で反応している。先週
末までに自民党圧勝のシナリオをすでに織り込み、材料出尽くし感が出ている可能性が
ありそうなほか、日銀による利上げ時期の前倒しが意識されやすくなったとの指摘も出
ている。また、円安期待は行き過ぎとの声も出ていた。
 一部からは、日本の為替介入の可能性は引き続き高いとの指摘が出ている。特に16
0円を超えた場合に可能性が高く、さらにドル高が伴っていれば、米国の支援も得られ
る可能性があるという。
 ドルについては、中国当局が同国内の金融機関に対し、米国債の保有を縮小するよう
求めたと報じられていたことや、今週に延期していた1月の米雇用統計の発表を控える
中、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は雇用者数について、「GDPの伸びと
整合する僅かな減少を想定しておくべきだろう」との見解を示したことがドル安を誘っ
ていた面もありそうだ。
 ユーロドルは1.19ドル台を回復。21日線でサポートされた形となっており、一
旦退けられた1.20ドルを再び試しに行くか注目の展開が見られている。一方、ユー
ロ円は円高の動きから東京時間に184円台に下落していたものの、185円台後半に
買い戻し。1月につけたユーロ発足以来の高値186.85円を目指す展開は継続して
いる。
 エコノミストは、ECBは今年一杯政策金利を据え置くとの見方がジェフリーズの基
本シナリオだが、次の一手が利下げとなるリスクが明確に高まっていると指摘してい
る。「ユーロ高によるディスインフレ圧力、技術革新による物価抑制効果、中国が世界
の貿易パートナーを多様化しようとしている動きなどを踏まえると、利上げよりも利下
げの可能性の方が高いと見ている」という。
 外部リスクは依然不透明だが、ECBは概ね現状に満足しており、政策金利は中立水
準にあり、インフレは現在2%を下回り、景気も後退局面からは程遠い状況。
 きょうのポンドドルは1.37ドルまで一時買い戻された。21日線でサポートされ
た格好となってお、上向きの流れに回帰できるか注目される。一方、ポンド円は円買い
戻しの動きから一時212円台前半まで下落したものの、213円台に戻す展開。
 ポンドが買い戻されている要因に政治不安がひとまず後退していることが挙げられ
る。政治生命の危機に直面しているスターマー英首相に、閣僚らが相次いで支持を表明
した。スコットランド労働党リーダーのサワール氏からは辞任を要求されたが、求心力
回復へ一定の時間を得た格好になる。サワール氏の辞任要求後、閣僚らは1人ずつスタ
ーマー氏への支持を言及。
 中には、首相の地位を脅かす可能性が最も高いとみられているストリーティング保
健・社会福祉相やレイナー前副首相もいた。ストリーティング保健相は、「スターマー
首相にチャンスを与えるべきだ」と呼び掛けた。レイナー氏も「スターマー氏を全面的
に支持する」とXに投稿し、「最悪の対応は、派閥争いに走ることだ」と続けた。
MINKABU PRESS