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2026年02月20日(金)23時21分

NY外国為替序盤=ドル円は155円台半ば

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日本時間午後11時20分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  155.46 + 0.45 (+ 0.29%) 155.64 / 154.90
ユーロ・ドル 1.1764 - 0.0009 (- 0.08%) 1.1782 / 1.1743
ポンド・ドル 1.3474 + 0.0009 (+ 0.07%) 1.3497 / 1.3435
ドル・スイス 0.7764 + 0.0014 (+ 0.18%) 0.7771 / 0.7748
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 日本時間午後11時20分現在のドル円は1ドル=155.46円。きょうの為替市
場、全体的にドル高の動きは一服しているものの、ドル円は155円台半ばと堅調な動
きが続いている。先ほど発表の第4四半期の米GDP速報値と1月のPCE価格指数を
受け、為替市場はドル高で反応。GDPは1.4%増と予想を大きく下回ったほか、P
CE価格指数は予想を上回り、FRBの利下げ期待後退の動きを支援。GDPについて
は、個人消費と貿易が下押し要因となった。
 なお、本日はトランプ関税を巡る最高裁の重要判断が下される可能性もあり、市場は
動向を見守っている。また、イラン情勢も引き続き緊迫化しており、こちらも注視され
る。
 今週のドルは、FRBの利下げ観測後退と、イラン情勢の緊迫化から、安全資産とし
ての魅力を押し上げた。今週のドル指数は10月以来最大の週間上昇率となる見通し。
インフレ懸念の高まりや最近の米経済指標を受けて、今年のFRBによる利下げ見通しは
不透明感が増し、ドルを下支えしている。また、ペルシャ湾への米軍の増強が続いてい
ることも、不確実性が高まる局面で選好されやすいドルの魅力を高めている。原油価格
への上昇圧力により、ユーロや円は安全資産とみなされにくくなっており、その空白を
ドルが埋めているととの見方も出ている。
 米経済指標の強さが続けば、ドル安を見込んでいた投資家がドルショートを巻き戻す
可能性があり、それがドル上昇にさらなる勢いを与えるとの指摘も出ている。先週の米
商品先物取引委員会(CFTC)の建玉データによると、投機筋はドルのショートポジ
ションを積み増し、6月以来で最もドル弱気に傾いた。最新の数字は本日の現地時間夕
方に公表される予定。
 ストラテジストは「今週のドルの地合い改善は、米経済の見通しがそれほど悪くない
ことを反映している。市場が積極的にドルロングを積み増すムードではないにせよ、米
指標が引き続き上振れすれば、ショートカバーが加速する可能性がある」と述べてい
る。
 一方、ドル安トレンドはまだ終わっていないと見る向きも多い。「足元ではイラン情
勢がより大きなテーマだが、ドルは時間をかけてさらに下落する可能性が高い。ドルに
は長期的な構造的下落トレンドの陣営にいる」と述べている。ただし。「短期的にはド
ルが強さを示す局面も確実にあるだろう」とも述べた。

 日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は155円に観測されている。
20日(金)
155.00(11.2億ドル)
MINKABU PRESS