18日の東京株式市場はこれまでのリスクオフの地合いから一変し、日経平均株価は
1500円を超える急反騰をみせた。
大引けの日経平均株価は前営業日比1539円01銭高の5万5239円40銭と5
日ぶりに大幅反発。プライム市場の売買高概算は22億8488万株、売買代金概算は
6兆6760億円。値上がり銘柄数は1499、値下がり銘柄数は76、変わらずは1
6銘柄だった。
きょうの東京市場は幅広い銘柄が買い戻され、朝方に高く始まってからもほぼ一貫し
て下値を切り上げる非常に強い地合いだった。原油先物価格の上昇が一服し、足もとで
下げに転じたことで、中東情勢に関する過度な不安心理が後退した。トランプ米大統領
がイランへの軍事攻撃を早晩終了し撤退すると述べたことで、これが市場センチメント
を強気に傾けた格好だ。売買代金上位の半導体主力株が買われ、全体相場に押し上げ効
果をもたらしたほか、商社やエネルギー関連株などへの投資資金流入も顕著で、日経平
均は高値引けに。先物主導のインデックス買い効果も反映したが、個別株の物色意欲も
旺盛だった。値上がり銘柄数は1500弱に達し、プライム市場全体の94%を占める
文字通りの全面高商状となった。ただ、売買代金は前日を上回ったとはいえ、6兆60
00億円台で今一つ膨らまなかった。
個別では、圧倒的な売買代金をこなしているキオクシアホールディングス<285
A.T>が大きく株価を上昇させたほか、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>
なども値を飛ばした。フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>も物色人気。ソフトバ
ンクグループ<9984>が買われ、東京電力ホールディングス<9501>はストップ高とな
った。三菱商事<8058>も高い。ユニチカ<3103>がストップ高で値上がり率トップと
なり、三菱マテリアル<5711>も値幅制限上限で買い物を残して引けた。商船三井<
9104>も急騰した。
半面、ソニーグループ<6758>、NEC<6701>が冴えず、サンリオ<8136>も売り
に押された。中外製薬<4519>が水準を切り下げた。ネットプロテクションズホールデ
ィングス<7383>が値下がり率トップに売り込まれ、ジャパンディスプレイ<6740>も
大きく利食われた。オープンドア<3926>が大幅安、ポールトゥウィンホールディング
ス<3657>などの下げも目立つ。
出所:MINKABU PRESS