7日の東京株式市場は日経平均株価が上値指向となり、朝方は5万4000円台をう
かがう場面もあったが、その後は強弱観が対立し伸び悩んだ。
大引けの日経平均株価は前営業日比15円88銭高の5万3429円56銭と3日続
伸。プライム市場の売買高概算は18億3000万株、売買代金概算は5兆7362億
円。値上がり銘柄数は1129、対して値下がり銘柄数は411、変わらずは37銘柄
だった。
きょうの東京市場は、朝方は先物主導で上値を指向し、一時500円を超える上昇で
5万3900円台まで水準を切り上げた。しかし、上昇一服後は目先筋の利食い急ぎの
動きが出て、下値を探る展開に変わった。トランプ米大統領がイランに対し、大規模な
軍事攻撃を仕掛けるまでの期限を米東部時間で7日の夜、日本時間では8日取引開始時
の午前9時に定めたことで、この結果を見極めたいとの思惑から積極的な買いは入りづ
らい相場環境だった。他方、下値を売り込む動きにも発展せず、後場は先物を絡めたイ
ンデックス買いで下げ渋り、後場取引後半にプラス圏に再浮上した。原油先物価格が1
バレル=115ドル台まで上昇するなど、為替の円安進行とあわせた物価高への警戒感
が買いの気勢を削いでいる。売買代金は3営業日連続で5兆円台にとどまった。
個別では、断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T
>が買い優勢だったほか、アドバンテスト<6857>も堅調。JX金属<5016>も頑強な
値動き。三菱重工業<7011>、IHI<7013>、川崎重工業<7012>など防衛関連が強
さを発揮した。インターメスティック<262A.T>が買われ、トレックス・セミコ
ンダクター<6616>も高い。アステリア<3853>が上昇、日東紡績<3110>も物色人気
に。サンリオ<8136>が値を上げ、東京計器<7721>も水準を切り上げた。
半面、ディスコ<6146>が大幅安。古河電気工業<5801>やフジクラ<5803>、住友
電気工業<5802>などの電線株が軟調なほか、三井金属<5706>も下落した。INPE
X<1605>も冴えない。さくらインターネット<3778>が利食われ、ARCHION<
543A.T>が急落、東京製鐵<5423>の下げも目立った。マルマエ<6264>、ユニ
オンツール<6278>、ダブル・スコープ<6619>なども大きく水準を切り下げた。
出所:MINKABU PRESS