--------------------------------------
日本時間午前5時37分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 159.32 + 1.56 (+ 0.99%) 159.36 / 157.54
ユーロ・ドル 1.1543 - 0.0016 (- 0.14%) 1.1567 / 1.1540
ポンド・ドル 1.3507 + 0.0016 (+ 0.12%) 1.3530 / 1.3483
ドル・スイス 0.8102 + 0.0023 (+ 0.28%) 0.8104 / 0.8069
------------------------------------
<きょうの材料>
主な発表はなし
*ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
・私がいまFRBにいるとしたら、金利は据え置くか、むしろ利下げを行う。
・供給サイドの改善が非常に力強い。
・インフレは鈍化していることが示されている。
・今後政策を変更するのであれば、直近数カ月のようなデータがさらに何カ月か続くこ
とを確認したい。
・私がクックFRB理事の後任になることはあり得ない。
*ハマック・クリーブランド連銀総裁
・ある程度の回数の利上げが必要になる可能性が高い。
・利上げの回数や最終的な水準について、現時点で断定はしたくない。
・現在の金利水準は経済を意味のある形で抑制していない。
・いまこそわれわれが行動を開始すべき時。
*日銀9月利上げ示唆、協調介入の決め手に
日米両政府が7月31日実施した円買い協調介入は、日銀の植田総裁が9月の利上げ
を強く示唆したことが決め手となったと伝わっている。共同通信が日本政府関係者の話
として伝えた。米側はこれを評価し、円安阻止へ足並みを揃えたという。
-----------------------------------
<明日の材料と事前予想>
【豪州】
中銀政策金利(8月)13:30
予想 4.35% 前回 4.35%
【米国】
中古住宅販売件数(7月)23:00
予想 405万件 前回 409万件
山の日祝日
豪中銀政策金利、四半期経済予測、ブロック総裁会見
米3年債入札(580億ドル)
NY連銀家計債務信用報告(第2四半期)
米予備選(コネチカット、ミネソタ、バーモント、ウィスコンシン)
-----------------------------------
きょうのNY為替市場、ドル円に買い戻しが強まり159円台に上昇。先週の弱い米
雇用統計を受けた下げを取り戻し、為替介入後の下落幅の半分以上を回復した。200
日線も再び上回り、介入後のリバウンド基調が維持されている。次の上値のメドとして
100日線が位置する160円付近が意識される一方、その水準では日本当局による追
加介入への警戒感も高まりそうだ。
日銀は本日、7月31日に終了した金融政策決定会合の「主な意見」を公表し、複数
の政策委員から物価上振れリスクへの警戒や、予想を上回るペースで利上げを進める必
要性に言及するタカ派的な意見が示されていた。これを受け、短期金融市場では9月利
上げ確率が63%、10月まででは100%織り込まれている。
一方で市場では、今回の介入は投機筋のポジション解消には一定の効果があったもの
の、日米金利差が依然としてドル買い・円売りを支え、為替市場のボラティリティも低
水準にあることから、円高の定着には至らないとの見方が大勢。アナリストは、日銀が
より速いペースで利上げを進めるか、日米金利差の縮小や円キャリー取引の魅力低下に
つながる環境変化がなければ、介入による円高効果は一時的に留まる可能性が高いと指
摘している。今週は米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)が相場の
次の材料として注目される。
ユーロドルは1.15ドル台半ばで上下動。一方、ユーロ円はドル円の上昇に歩調を
合わせて183円台半ばまで上昇。200日線が183円台後半に来ており、目先の上
値メドとして意識される。
ユーロ円は足元で見せ始めた上昇基調をさらに強める公算が大きいとの指摘が出てい
る。ユーロ圏と日本の相対的な金利見通しの相違が背景にあるという。日米の協調介入
から僅か1週間足らずでユーロ円は再び反発。今回の介入で米国はユーロを売って円を
買っていた。
実質実効為替レートで見れば円は割安な水準にあるものの、現時点では円を防衛すべ
き経済的な理由は見当たらないと述べている。日銀自身も認めているように、インフレ
は今後加速する可能性もあり、為替介入は通常、中銀が対応するための一時的な時間稼
ぎに過ぎず、為替相場の方向性を根本的に変えることはないという。一方、ユーロ圏で
はECBがインフレ抑制に先手を打って対応している。中東紛争による影響を受けてす
でに利上げを決定し、追加利上げにも前向きだ。これが、ユーロを支えている。
ポンドドルは1.35ドル台に上昇。強い上値抵抗となっていた1.35ドルの水準
突破を試す展開が見られている。一方、ポンド円はドル円に歩調を合わせて215円台
まで上昇。
英雇用関連調査が改善したことも本日のポンドをサポート。ただアナリストからは、
英中銀は利上げを見送る可能性が高く、ポンドの上昇余地は限定的との見方も出てい
る。リクルートメント&エンプロイメント・コンフェデレーション(REC)とKPM
Gが公表した調査では、7月の正社員採用件数が改善したほか、初任給の伸びも加速し
たと報告していた。
もっともアナリストは「9月17日の英金融政策委員会(MPC)を前に、今回の調
査で市場の見方が大きく変わることはない。政策金利は引き続き据え置きが圧倒的に有
力視されている」と指摘している。
MINKABU PRESS