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2024年10月10日(木)22時30分

NY外国為替序盤=148円台半ばに下落

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日本時間午後10時29分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  148.61 - 0.70 (- 0.47%) 149.55 / 148.30
ユーロ・ドル 1.0947 + 0.0008 (+ 0.07%) 1.0955 / 1.0910
ポンド・ドル 1.3071 0.0000 ( 0.00%) 1.3094 / 1.3027
ドル・スイス 0.8576 - 0.0032 (- 0.37%) 0.8613 / 0.8561
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 日本時間午後10時29分現在のドル円は1ドル=148.61円。きょうの為替市
場はNY時間に入ってドルの戻り売りが優勢となる中、ドル円は148円台半ばに値を
落としている。本日は一時149円台半ばまで買い戻されていたが、再び150円を試
す動きが拒まれた格好となっている。
 先ほど9月の米消費者物価指数(CPI)と米新規失業保険申請件数が発表になり、
どちらも予想を上回っていた。米CPIはこのところのインフレ低下の一服感を示す内
容となった一方、米新規失業保険申請件数は予想を大きく上回り、雇用の冷え込みを示
唆する内容となっている。米CPIについてはインフレ低下の一服を示す内容とはい
え、FRBの利下げサイクルに大きく影響するほどではない。
 一方、米新規失業保険申請件数の悪化で、短期金融市場では11月FOMCでの0.
25%の利下げ期待が再びさらに高まっている。前日までは据え置きの可能性も若干高
まっていたが、CMEのFedウォッチでは0.25%の利下げの確率が86%、据え
置きが14%となっている。前日はそれぞれ80%、20%だった。
 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
10日(木)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS