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2025年05月06日(火)05時33分

NY貴金属引け速報=金はドル安から大幅続伸、プラチナは買い続かず続落

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金 25/ 6 3322.3 + 79.0 プラチナ  25/ 7 960.8 - 5.3
25/ 8 3351.1 + 79.4       25/10 971.6 - 4.9
銀 25/ 7 3247.4 + 21.5 パラジウム 25/ 6 942.60 - 8.50
  25/ 9 3277.1 + 22.2       25/ 9 953.10 - 8.40
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 ニューヨーク金は大幅続伸、銀は反発。前日比は金が79.0~82.5ドル高、中
心限月の6月限が79.0ドル高、銀が21.4~29.5セント高、中心限月の7月
限は21.5セント高。
 金6月限は大幅続伸。時間外取引では、ドル安を背景にアジア時間から買い優勢で推
移。欧州時間に入ると一段高となり、一時80ドル超の上昇となった。戻り売りを吸収
し、78ドル超の上げ幅を維持。日中取引に入ってから再度、上げ幅を拡大した。4月
の米ISM非製造業景気指数が事前予想より強気の数字となり、米長期金利が上昇した
が、ドル安の流れは変わらず、金は堅調な値動きを維持した。終盤にかけて幾分、上げ
幅を縮小する動きが見られたが堅調な値動きを維持した。
 銀7月限は時間外取引では金につれ高となり、30セント超の上げ幅を維持し、堅調
に推移。日中取引に入り、上げ幅を縮小も20セント超の上げ幅を維持して引けた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小幅続落、パラジウムは反落。前日比はプ
ラチナが5.4~0.4ドル安、中心限月の7月限が5.3ドル安、パラジウムが
8.80~8.30ドル安、中心限月の6月限は8.50ドル安。
 プラチナ7月限は続落。時間外取引では、金が大幅高となったことにも反応薄で推
移。中国、英国が祝日のため、見送りムードが強く、欧州時間でも小安く推移。日中取
引になり、序盤、金の一段高につれ高となる場面があったが、買いは続かず、小幅安に
軟化。
 パラジウム6月限は反落。時間外取引では買い優勢となり、11ドル超の上げ幅を維
持。日中取引ではプラチナ安から終盤に上げ幅を削る展開となった。
MINKABU PRESS