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2025年07月29日(火)22時23分

NY外国為替序盤=148円台後半での推移

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日本時間午後10時22分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  148.70 + 0.17 (+ 0.11%) 148.77 / 148.16
ユーロ・ドル 1.1528 - 0.0061 (- 0.53%) 1.1599 / 1.1519
ポンド・ドル 1.3316 - 0.0040 (- 0.30%) 1.3362 / 1.3308
ドル・スイス 0.8074 + 0.0038 (+ 0.47%) 0.8079 / 0.8025
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 日本時間午後10時22分現在のドル円は1ドル=148.70円。きょうも為替市
場はドル買いが優勢となる中、ドル円は148円台後半での推移となっている。今週の
一連の米経済指標が底堅さを示すのではとの思惑を背景に、ドルは5週間ぶりの高値に
上昇。ドル指数は6月23日以来の高水準を記録している。今週の米GDPやFRBが
重視するPCE価格指数、そして金曜日の米雇用統計も堅調な米経済を裏付けると予想
されているようだ。
 先ほどからFOMCが始まっており、明日結果が公表される。政策は据え置きが確実
視されており、パウエル議長も利下げの方向性だけは示す可能性はあるものの、これま
で通りに早期の利下げには慎重姿勢を示す可能性が高いと見られている。
 本日はこのあと7月の米消費者信頼感指数が発表され、予想外に弱かった前回から改
善が見込まれている。ただ、米求人件数については、労働需要の鈍化から減少が見込ま
れているようだ。
 市場関係者からは「現時点で市場参加者の関心は、通商協議の不透明感から米経済の
底堅さへと移っている」との声も出ている。「年初から積み上がっていたドルショート
の巻き戻しが活発に出ている」とも指摘していた。
 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
29日(火)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS