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日本時間午前5時36分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 148.17 - 0.01 (- 0.01%) 148.38 / 147.35
ユーロ・ドル 1.0979 + 0.0003 (+ 0.03%) 1.0997 / 1.0961
ポンド・ドル 1.3102 + 0.0019 (+ 0.15%) 1.3113 / 1.3064
ドル・スイス 0.8572 + 0.0027 (+ 0.32%) 0.8584 / 0.8530
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<きょうの材料>
※経済指標
【米国】
*貿易収支(8月)
結果 -704億ドル
予想 -713億ドル 前回 -789億ドル(-788億ドルから修正)
※発言・ニュース
*米3年債入札結果
最高落札利回り 3.878%(WI:3.871%)
応札倍率 2.45倍(前回:2.66倍)
*ボスティック・アトランタ連銀総裁
・米労働市場は減速しているが、停滞ではない。
・インフレは目標に近づきつつあり、さらに近づくと見る。
・インフレに依然注視しているが、雇用市場も注目。
*ナーゲル独連銀総裁
・トランプ氏が再選された場合、欧州経済は大幅な成長鈍化とインフレ加速に直面する
可能性。
・トランプ氏が勝利した場合、大幅な関税引き上げ、拡張的な財政政策、移民に対する
厳しい制限が伴う可能性。
・ユーロ圏およびドイツの成長に顕著な不利益をもたらす可能性。
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<明日の材料と事前予想>
【NZ】
NZ中銀政策金利(10月)10:00
予想 4.75% 前回 5.25%
【ユーロ圏】
ドイツ貿易収支(8月)15:00
予想 183億ユーロ 前回 170億ユーロ
【米国】
MBA住宅ローン申請指数(09/28 - 10/04)20:00
予想 N/A 前回 -1.3%(前週比)
卸売在庫(確報値)(8月)23:00
予想 0.2% 前回 0.2%(前月比)
卸売売上高
予想 0.3% 前回 1.1%(前月比)
臨時国会会期末衆院解散
ビルロワドガロー仏中銀総裁が講演
FOMC議事録(9月17日-18日開催分)
コリンズ・ボストン連銀総裁が講演(質疑応答あり)
ボスティック・アトランタ連銀総裁が会議開会挨拶(質疑応答なし)
ローガン・ダラス連銀総裁が世界エネルギー会議出席(質疑応答あり)
グールズビー・シカゴ連銀総裁がイベント開会挨拶(質疑応答なし)
デーリー・サンフランシスコ連銀総裁が討論会参加(質疑応答あり)
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きょうのNY為替市場、緩やかな戻り売りに押されていたドルも買い戻しが入る中、
ドル円は148円台に戻している。本日は一時147.40円付近まで値を落とす場面
も見られていた。先週の想定外の強い米雇用統計を受けて、FRBの利下げ期待が後
退。短期金融市場では11月FOMCでの0.50%ポイントの利下げの可能性は完全
に排除され、0.25%ポイントについても完全には織り込まれていない状況。CME
のFedウォッチでは0.25%の利下げ確率が87%、据え置きが13%となってい
る。
先週の上げでドル円は完全にリバウンド相場の流れに復帰。心理的節目の150円を
回復し、200日線が控える151円前半まで到達するか注目される。ただ、エコノミ
ストの間では日銀の12月の追加利上げ期待が根強くあり、再び160円を目指す展開
を期待している向きは少ないようだ。150-155円のゾーンがひとまず上値目標と
なっている模様。中東情勢が依然気掛かりとなっているほか、米大統領選も日々接近し
ており、ここから先は動きにくいとの声もあるようだ。
市場は木曜日に発表される米消費者物価指数(CPI)に注目しているが、予想を大
幅に下回る数値でも出ない限り、ドルに与える影響は限定的との見方も出ている。イン
フレは引き続き緩やかに低下しているが、今回の9月のデータが異常に低い数値を示す
可能性は低いという。つまり、先月の0.50%ポイントの大幅利下げを受けて、市場
はFRBによるより緩やかなペースの利下げ予想を調整する必要はないと述べている。
そのため、今後数日間はドルのイメージが損なわれる可能性は低いと述べている。
ユーロドルは下げは一服させていたものの、上値の重い展開が続いている。先週の米
雇用統計で割り込んだ1.10ドル台を回復できない状況で上値抵抗も形成されてい模
様。そのような中、ユーロドルはテクニカル的に1.0860-1.0885ドルのサ
ポートエリアに向かって下落する可能性が示唆されているとの指摘がストラテジストか
ら出ている。
金曜日の突然の動きで重要な週足のサポートレベルを下回ったという。週足のインジ
ケーターはユーロドルの急降下を示唆しており、それは1.0860―1.0885ド
ルのサポートエリアへの下落につながる可能性があると指摘。ユーロドルがこのサポー
トエリアを下回った場合、恐らく焦点は現在1.0810にある週足の一目均衡表の雲
の下限に移るだろうとも付け加えていた。
ポンドドルも下げは一服していたものの買戻しの意欲まではない。重要なサポート水
準である1.30ドルをうかがう展開は続いているようだ。先週のベイリー英中銀総裁
の新聞紙上でのインタビューからポンドの雰囲気に一気に変化が生じており、これまで
最も上昇が期待できる通貨と見られていたが、その流れが一気に逆転している。
そのような中、今週は金曜日に8月の月次GDPが公表され、データが強い内容であ
ればポンドは反転する可能性があるとの指摘も出ている。ベイリー総裁の発言で英中銀
の利下げが想定以上に早まるという見方からポンドは急速に反落しているが、今年に入
ってG10通貨の中で最も高いパフォーマンスを維持しており、英経済指標が明るい内
容となる可能性を考慮すると、ポンドは再び上昇に転じる可能性があるという。
金曜日に発表される月次GDPは、少なくともユーロ圏と比べれば、英国の需要の相
対的な力強さを裏付けるはずだという。そのため中東で劇的な展開でもない限り、ポン
ドは買い戻される可能性があると述べていた。
MINKABU PRESS