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2025年07月28日(月)11時52分

東京株式(前引け)=前日比308円安、半導体関連株などが安い

 28日前引けの日経平均株価は前週末比308円16銭安の4万1148円07銭。
前場のプライム市場の売買高概算は8億1843万株、売買代金概算は1兆9223億
円。値上がり銘柄数は775、値下がり銘柄数は781、変わらずは68銘柄だった。
 日経平均株価は下落。前週末の米株式市場では、NYダウが208ドル高と上昇しナ
スダック指数は最高値を更新した。米関税政策を巡る通商交渉が前進するとの期待が膨
らんだ。米株高を受け、日経平均株価も59円高と値を上げてスタートした。米国と欧
州連合(EU)が、関税交渉で枠組み合意に達したと伝わったことも好感された。た
だ、買い一巡後は売りに押される展開となり午前9時10分頃には380円を超える下
落となった。半導体関連株に値を下げる銘柄が目立つほか、足もとの上昇で利益確定売
りが優勢となっている。国内政局の不透明感も買い手控え要因に働いている様子だ。
 個別銘柄では、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<
8035>が安く、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>も軟
調。三菱重工業<7011>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が値を下げ
た。半面、フジクラ<5803>やトヨタ自動車<7203>、リクルートホールディングス<
6098>が高く、ファナック<6954>やキーエンス<6861>が買われた。
出所:MINKABU PRESS