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日本時間午後10時29分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 148.10 - 0.60 (- 0.40%) 149.13 / 147.87
ユーロ・ドル 1.0974 0.0000 ( 0.00%) 1.0984 / 1.0954
ポンド・ドル 1.3081 - 0.0041 (- 0.31%) 1.3134 / 1.3060
ドル・スイス 0.8547 - 0.0037 (- 0.43%) 0.8603 / 0.8538
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日本時間午後10時29分現在のドル円は1ドル=148.10円。 きょうの為替
市場はドルがやや戻り売りに押される中、ドル円も伸び悩む展開を見せている。NY時
間に入って一時147円台に値を落とす場面も見られた。ただ、底堅さは堅持してお
り、150円台回復を目指す流れは温存されている。
先週の想定外の強い米雇用統計を受けて、FRBの利下げ期待が後退。短期金融市場
では、11月FOMCでの0.50%ポイントの利下げの可能性が完全に排除され、
0.25%ポイントについても完全には織り込まれていない状況。ドル底堅さは堅持し
ているようだ。
東京時間に加藤財務相が円相場の急激な変化にけん制を入れていたが、市場は特段の
反応は示していない。同財務相は「円安はプラスとマイナスの両面がある。政府として
は為替動向を見極めつつ、日本経済や国民生活に与える影響をしっかりと見ながら、経
済財政運営に当たっていく」と強調した。
先週の上げでドル円は完全にリバウンド相場の流れに復帰しており、心理的節目の1
50円を回復し、200日線が控える151円まで到達するか注目される。ただ、石破
政権は日銀の拙速な利上げには否定的な見解を示唆していたものの、エコノミストの間
では12月の追加利上げに対する期待も根強くあり、150円を突破して再び160円
を目指す展開までを期待している向きは少くないようだ。
中東情勢の緊迫化も依然として気掛かりとなっている。原油相場が一時76ドル台ま
で上昇していたが、先週のイランによるミサイル攻撃に対するイスラエルの対応を世界
が待ち構えている状況。リスク回避の雰囲気が広がるようであれば、ドル円も戻り売り
に押される可能性も留意される。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
7日(月)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS