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2025年07月25日(金)05時28分

シカゴ穀物引け速報=総じて反発、コーンは輸出面が支援材料

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 大 豆      2025/08 1004.25 - 1.50
2025/11 1024.25 + 1.50
 コーン       2025/09 401.75 + 3.25
2025/12 420.75 + 3.25
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 大豆は総じて小反発。終値の前営業日比は1.50セント安~3.50セント高。中
心限月の11月限は1.50セント高の1024.25セント。

 週間輸出成約が低調となり、米国産地も高温多湿傾向の天気が続き上値抑制要因とな
ったが、コーンが輸出面の支援材料で堅調だったこともあり、大豆もコーンに連れ高と
なる形で下値堅く推移した。またマレーシアのパーム油が続伸するなか、ドイツの油糧
種子専門誌、オイルワールドがブラジルのバイオディーゼルの生産増で大豆油消費が増
加しているとしたことて大豆油が続伸したことも支援材料。
 コーンは反発。終値の前営業日比は0.75~3.50セント高。中心限月の12月
限は3.25セント高の420.75セント。

 この日発表された週間輸出成約高が前週から倍増していたうえ、デイリー報告でも数
件の大口輸出成約が報じられるなど輸出面からの材料に支援された。ただ、受粉期を迎
えている米国産地の天気が高温多湿となり、良好な生育環境にあることで上げ幅は抑え
られた。

MINKABU PRESS