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日本時間午後10時26分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 146.63 + 0.16 (+ 0.11%) 147.24 / 146.29
ユーロ・ドル 1.1040 - 0.0005 (- 0.05%) 1.1049 / 1.1025
ポンド・ドル 1.3119 - 0.0149 (- 1.12%) 1.3274 / 1.3093
ドル・スイス 0.8504 + 0.0007 (+ 0.08%) 0.8538 / 0.8492
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日本時間午後10時26分現在のドル円は1ドル=146.63円。きょうのドル円
は、海外市場に入って伸び悩んでいるものの一時147円台まで上昇する場面も見られ
ていた。現在は146.60円付近での推移。引き続き石破首相の利上げに否定的な見
解への変化が円安を誘発している。また、FRBの大幅利下げ期待の後退、そして中東
情勢が依然として燻っており、ドル高の地合いになっていることもドル円を下支えして
いる。
この2日間の動きでドル円はリバウンド相場の流れに復帰している。市場からは円キ
ャリー取引の復活するのではとの指摘もあり、150-155円の水準も視野に入る可
能性があるとの強気な声も出ているようだ。
市場は明日の米雇用統計を待っている。先週のパウエルFRB議長の発言で市場は1
1月の大幅利下げの可能性は後退させているが、年内に計0.75%の利下げの可能性
は織り込んだままの状態にある。11月の大幅利下げがなければ12月にあると見てい
るようだ。明日の米雇用統計が市場の現在の期待を裏付けるか、それとも変化させるか
注目される。
先ほど米新規失業保険申請件数が発表になっていたが、為替市場は特に大きな反応を
見せていない。本日はこのあと日本時間23時にISM非製造業景気指数の発表が予定
されている。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
3日(木)
145.00 (19.1億ドル)
MINKABU PRESS