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午後8時3分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 146.36 - 0.27 (- 0.18%) 147.21 / 146.20
ユーロ・ドル 1.1725 - 0.0029 (- 0.25%) 1.1756 / 1.1723
ポンド・ドル 1.3536 + 0.0003 (+ 0.02%) 1.3549 / 1.3515
ドル・スイス 0.7931 + 0.0008 (+ 0.10%) 0.7945 / 0.7911
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米東部時間午前7時03分のドル円は146円台前半での取引。参院選を終え、8月
1日の米関税期限を視野に入れるタイミングで、市場の意表を突く格好で東京朝方に日
米通商合意が発表された。相互関税を25%から15%に下げる内容に市場はリスク選
好で反応した。日経平均は一時1500円超高となる場面があった。しかし、ドル円相
場は146.20-147.21までのレンジで激しく振幅し、方向感が定まらなかっ
た。ロンドン時間には147円台割れから146円台前半へと再び軟化している。た
だ、欧州株は堅調に推移しており、リスク動向は回復している。石破首相は8月末まで
に退陣との一部報道を否定している。ただ、市場は石破政権存続に疑問を持っているよ
うだ。
ユーロドルは1.17台前半での取引。1.1723-1.1756の狭いレンジで
推移している。前日からはややユーロ安水準となっている。ユーロ円は軟調。172円
台後半から171円台後半へと下押しされており、足元では安値を171.65近辺に
広げている。対ポンドでもユーロ売りが優勢。あすのECB理事会を控えて調整が入っ
ているほか、米国とEUとの通商協議を見守る状況となっている。
ポンンドドルは1.35台前半での取引。1.3515-1.3549の狭いレンジ
のなかで、やや堅調に推移している。ポンド円は東京市場からロンドン朝方にかけて1
97.76から199.09までのレンジで振幅した。ロンドン時間に入ると上値が重
くなり198円台後半から前半へと軟化している。ユーロポンドは軟調。0.8689
から0.8661まで下げている。欧州株高などリスク選好にポンド買いで反応したほ
か、あすのECB理事会を控えた調整で対ユーロで買われているようだ。
minkabu PRESS