--------------------------------------
午後9時8分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 155.08 + 0.78 (+ 0.51%) 155.14 / 153.84
ユーロ・ドル 1.0540 0.0000 ( 0.00%) 1.0571 / 1.0526
ポンド・ドル 1.2621 + 0.0003 (+ 0.02%) 1.2643 / 1.2610
ドル・スイス 0.8879 + 0.0003 (+ 0.03%) 0.8887 / 0.8855
--------------------------------------
米東部時間午前7時08分のドル円は155円付近での取引。東京市場では植田日銀
総裁の経済懇談会を控えて12月利上げ観測から153.84近辺まで一時下落。しか
し、植田総裁が明確なサインを発しなかったことで155.14近辺まで急反発した。
ただ、市場での12月利上げ観測は継続しており、ロンドン朝方にかけて154.30
付近まで押し戻された。ロンドン時間に入ると、米債利回り上昇とともに再び買われ、
155円台に乗せる動きを見せている。
ユーロドルは1.05台前半での取引。東京朝方の1.0526近辺を安値に、ロン
ドン朝方にかけては1.0571近辺まで買われた。しかし、米債利回りの上昇ととも
に反転して1.0530台まで押し戻された。複数のECB当局者の発言が報じられて
いるが、いずれもトランプ関税について警戒も見方はまちまちだった、景気とインフレ
どちらの影響に主眼を置くのか定まらない状況になっている。ユーロ円は東京午前の1
62.27近辺を安値にロンドン時間には高値を163.60近辺に伸ばしている。た
だ、売買は交錯しており、一方通行の値動きにはなっていない、対ポンドではユーロ買
いが先行も足元では一服している。
ポンドドルは1.26台前半での取引。これまでのレンジは1.2610から1.2
643まで。足元ではやや上値重く推移しているが、全般的な方向性は見出しにくい展
開になっている。ポンド円は東京午前に194.37から195.99までのレンジを
形成。その後は売買が交錯も、足元では195円台後半へとじり高の動き。ユーロポン
ドは0.8340付近から0.8373近辺まで一時買われたが、足元では0.835
0台に押し戻されている。今週水曜日の英消費者物価指数が注目されるなかで、動きに
くい状況になっている。
minkabu PRESS