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午後8時16分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 150.75 + 0.14 (+ 0.09%) 151.20 / 150.28
ユーロ・ドル 1.1654 - 0.0001 (- 0.01%) 1.1676 / 1.1651
ポンド・ドル 1.3409 - 0.0018 (- 0.13%) 1.3443 / 1.3406
ドル・スイス 0.7927 - 0.0006 (- 0.08%) 0.7943 / 0.7914
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米東部時間午前8時16分のドル円は150円台後半での取引。東京市場ではいわゆ
る高市トレードで150円台半ばから151.20付近まで上昇した。しかし、午後に
は高田日銀審議委員のタカ派発言などを受けて150.50付近まで反落。その後は1
50円台後半に下げ渋った。しかし、一部報道で来週の日銀決定会合で今年の成長見通
しを小幅に上方修正するとの報じられると、再び売られて安値を150.28付近に広
げた。明日首相に選ばれる予定の高市氏が、しっかりと経済対策合を打つことを強調す
ると150円台後半へと下げ渋っている。欧州株や米株先物は総じて底堅く推移してい
る。
ユーロドルは1.16台半ばでの取引。本日のレンジは1.1651から1.167
6までにとどまっており、ドルストレートは小動き。ユーロ円はドル円とともに激しく
上下動。東京午前の176.37付近を高値に、ロンドン序盤には175.25付近ま
で安値を広げた。その後は175円台後半で推移している。対ポンドでは目立った方向
性を示していない。先週末にフランス債が格下げされたが、週明けのフランス債利回り
上昇は3bp程度と限定的。対ドイツ債利回り格差も目立った変化はみられていない。
ただ、仏銀大手の急落とともに仏CAC指数は株高の広がりを享受できず、小幅安とな
っている。
ポンドドルは1.34台前半での取引。ユーロドルと同様に1.3406から1.3
443までの狭いレンジにとどまっている。ポンド円は東京午前の203.11付近を
高値に、ロンドン序盤には201.80台とオセアニア朝方につけた安園201.82
付近に並んだ。その後は202円台前半へ下げ渋り。ユーロポンドは0.8678から
0.8698でのレンジで方向性に欠ける揉み合いとなっている。
minkabu PRESS