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日本時間午後10時37分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 150.79 + 0.18 (+ 0.12%) 151.20 / 150.28
ユーロ・ドル 1.1649 - 0.0006 (- 0.05%) 1.1676 / 1.1644
ポンド・ドル 1.3414 - 0.0013 (- 0.10%) 1.3443 / 1.3400
ドル・スイス 0.7927 - 0.0006 (- 0.08%) 0.7943 / 0.7914
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日本時間午後10時37分現在のドル円は1ドル=150.79円。きょうの為替
市場、ドル円は150円台後半で推移。東京時間に一時151円台まで買い戻される場
面が見られたものの、海外市場に入ると、150円台前半まで一時下落している。先週
は米地銀の貸倒損失への懸念と米利下げ観測を背景としたドル安から、ドル円も節目の
150円を割り込んでいたが、週明けになって買い戻し出ている。
日本の政治的な不確実性が解消されたことが円安を誘発したようだ。自民と維新によ
る連立政権が発足することになり、維新の藤田共同代表も自民と合意に至ったと述べて
いる。これで明日、高市氏が日本初の女性首相に選出され、当日のうちに組閣を行い高
市政権が発足する見通し。
ガソリン・軽油の暫定税率廃止や年収の壁引き上げなど、物価対策(訂正)に取り組
むと思われ、日本政府の本格的な成長路線転換への期待から、本日の日本株も急上昇し
ている。ただ、同時に財政拡大への不安も台頭し、円相場は円安で反応しているよう
だ。一方、日銀内では利上げを実施したがっているようで、高田日銀委員が本日の講演
で「利上げの機は熟した。物価目標はおおむね達成の局面」と述べていた。
今後、高市氏と日銀との間で協議が行われるものと思われるが、短期金融市場では1
2月までの利上げの可能性を65%程度、1月までなら82%程度で織り込んでいる状
況。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
20日(月)
現行付近にはなし
22日(水)
150.00(6.9億ドル)