--------------------------------------
午後8時37分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 155.51 + 0.18 (+ 0.12%) 155.58 / 154.90
ユーロ・ドル 1.1651 + 0.0009 (+ 0.08%) 1.1672 / 1.1637
ポンド・ドル 1.3318 - 0.0010 (- 0.08%) 1.3347 / 1.3314
ドル・スイス 0.8048 0.0000 ( 0.00%) 0.8050 / 0.8028
--------------------------------------
米東部時間午前6時37分のドル円は155円台半ばでの取引。東京午前には15
5.30台から154.90付近まで下押しされたが、その後は買戻しが続いている。
ロンドン序盤に先週末終値155.33レベルを上回ると、高値を155.58付近ま
で伸ばしている。米10年債利回りが4.12%台から4.15%台へと上昇してお
り、ドル買い圧力となった。
ユーロドルは1.16台半ばでの取引。シュナーベルECB専務理事が「次の動きが
利上げという見方に違和感はない」と発言したことを受け、ユーロドルは東京時間の
1.1637付近から一気に1.1672付近まで急伸した。しかし、同氏が「近いう
ちに金利が変更される可能性は小さい」と付け加えたことや、レーン・フィンランド中
銀総裁が「下方リスクがやや優勢」と慎重な見方を示したことで買いは失速し、1.1
650ドル付近へ反落した。米債利回り上昇もドル買いにつながった。12月のセンテ
ィックス投資家信頼感指数は改善したものの、ドイツ景気への懸念が指摘されておりユ
ーロ買い反応はみられず。一方、ユーロ円はドル円とともに堅調で、181.23付近
に高値を更新している。対ポンドでもユーロは堅調。
ポンドドルは1.33台前半での取引。ポンドは対ドルで上値が重い展開。ポンドド
ルは序盤にユーロにつれ高となり1.3347付近まで買われたが、その後の全般的な
ドル買い戻しの流れに押され、1.3314付近へと安値を広げた。対ユーロでもポン
ド売り(ユーロポンドの上昇)が進んでおり、0.8730台から0.8750台へと
ユーロ高・ポンド安が進行、ポンドドルの重石となった面も。ポンド円は円売りが優
勢。東京午前に207円付近から206.60付近まで下落した後は、買いの流れが継
続している。ロンドン時間には高値を207.21付近に伸ばしている。
MINKABU PRESS