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午後8時3分時点の主要通貨は下記の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 143.73 + 0.10 (+ 0.07%) 144.53 / 143.37
ユーロ・ドル 1.1093 - 0.0042 (- 0.38%) 1.1144 / 1.1084
ポンド・ドル 1.3327 - 0.0048 (- 0.36%) 1.3389 / 1.3311
ドル・スイス 0.8464 + 0.0008 (+ 0.09%) 0.8480 / 0.8440
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米東部時間午前7時03分のドル円は143円台後半での取引。東京市場では買いが
優勢だった。143.37近辺を安値にロンドン朝方にかけては144.53近辺まで
高値を伸ばした。しかし、ロンドン時間に入ると米債利回りが低下、流れが反転して1
43.60-70レベルまで押し戻されている。前日NY終値付近に押し戻される格好
となっている。石破内閣で経済再生相を担当する赤沢氏は、デフレ脱却最優先のため利
上げは慎重に判断すべきだ、と発言したが反応薄だった。
ユーロドルは1.10台後半での取引。東京市場では1.11台前半での揉み合いが
続いたが、ロンドン時間には売りが強まっている。10月ECB理事会での追加利下げ
観測が高まるなか、独10年債利回りが低下。9月ユーロ圏消費者物価速報が前年比+
1.8%とインフレ目標2%を下回ったことなどがユーロ売り圧力となり、安値を1.
1080台へと広げてきている。ユーロ円も売りに方向転換。160.91近辺を高値
に159.30付近へと安値を広げてきている。対ポンドでは神経質に振れるも方向性
ははっきりしていない。ユーロ圏製造業PMI確報値は若干の上方改定も反応薄だっ
た。
ポンドドルは1.33台前半での取引。1.33台後半での揉み合いから下放れてい
る。独債などともに英債利回りも低下。ポンドドルは安値を1.3310付近へと広げ
ている。ポンド円もユーロ円とともに下落に転じている。193.36近辺まで買われ
たあと、安値を191.30付近まで広げている。ユーロポンドは0.8318-0.
8337での上下動が続いており、方向性は希薄。この日発表された英製造業PMI確
報値は速報値から変わらずで材料視されなかった。
minkabu PRESS