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金 24/10 2644.3 - 26.1 プラチナ 24/10 1008.5 - 2.9
24/12 2668.1 - 26.8 25/ 1 1022.0 - 0.2
銀 24/12 3181.6 - 52.5 パラジウム 24/12 1023.40 - 27.80
25/ 3 3220.0 - 53.7 25/ 3 1030.90 - 27.80
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ニューヨーク金、銀は反落。終値の前日比は金は28.4~26.1ドル安、中心限
月の12月限が26.8ドル安、銀が54.5~52.2セント安、中心限月の12月
限は52.5セント安。
金12月限は反落。時間外取引では、8月の個人所得・消費(PCEデフレータ)の
発表待ちムードのなか、小幅安で推移。日中取引では、PCEデフレータはインフレの
落ち着きを示す数字となり、序盤は買い優勢に転じ、時間外取引の高値をわずかに上抜
く場面があった。しかし買い一巡後はユーロが対ドル、対円とも売り優勢となったこと
で利食い売りの動きが強まり、急落となった。米10年債利回り低下が下支え要因とな
り、終盤に下値を切り上げる場面があったが、高値調整局面から抜け出せず、軟調に引
けた。
銀12月限は反落。時間外取引は小反落で推移。日中取引は金の急落と足並みを揃っ
え、一段安となり、今週の急騰に対する反動安場面となった。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小反落、パラジウムは反落。前日比は、プ
ラチナが3.5~0.2ドル安、中心限月の1月限が0.2ドル安、パラジウムが
31.90~27.50ドル安、中心限月の12月限は27.80ドル安。
プラチナ1月限は小反落。時間外取引では、中国の景気刺激策による同国の景気回復
期待で中国株の続伸が好感され、続伸となり、欧州時間の前半、6ドル超の上げ幅を維
持して推移。日中取引では、序盤、小高くなる場面があった。しかし金、銀の急落が警
戒され、利食い売り先行となったが、インフレ指標であるPCEデフレータの落ち着き
で米国株が堅調に推移が下支え要因となった。時間外取引の安値が支持線となり、金、
銀ほどの急落にはならなかった。
パラジウム12月限は反落。時間外取引から売り優勢となり、15ドル超の下落で推
移。日中取引で手じまい売り先行もようで一段安となり、27ドル超の下落で引けた。
MINKABU PRESS