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2025年07月17日(木)05時21分

NY貴金属引け速報=総じて上昇、米大統領のFRB議長解任報道の混乱で

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金 25/ 8 3359.1 + 22.4 プラチナ  25/10 1435.0 + 21.9
25/12 3415.2 + 22.3       26/ 1 1438.4 + 21.7
銀 25/ 9 3811.9 + 0.9 パラジウム 25/ 9 1288.70 + 38.90
  25/12 3859.6 + 0.8       25/12 1300.00 + 38.30
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 ニューヨーク金は反発、銀は総じて反発。前日比は金が21.1~22.7ドル高、
中心限月の8月限が22.4ドル高、銀が0.5セント安~1.9セント高、中心限月
の9月限は0.9セント高。
 金8月限は反発。時間外取引では、トランプ米大統領の米連邦準備理事会(FRB)
攻撃やドル安を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻されて堅調となっ
た。日中取引では、利食い売りに上値を抑えられたが、米大統領のFRB議長解任の可
能性を受けて押し目を買われた。ただ米大統領は解任の予定はないと否定した。
 銀9月限はドル高を受けて戻りを売られたのち、米大統領のFRB議長解任の可能性
を受けて乱高下した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続伸。前日比はプラチ
ナが21.0~22.3ドル高、中心限月の10月限が21.9ドル高、パラジウムは
38.30~39.00ドル高、中心限月の9月限は38.90ドル高。
 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われ
た。欧州時間に入ると、買い戻されたが、戻りは売られた。日中取引では、利食い売り
に上値を抑えられたが、米大統領の連邦準備理事会(FRB)議長解任の可能性や金堅
調を受けて押し目を買われた。
 パラジウム9月限は買い戻し主導で上昇すると、他の貴金属の堅調を受けて上値を伸
ばした。
MINKABU PRESS