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午後5時12分現在のアジア太平洋の主要株価指数は下記の通り。
直近値 前日比 高値 / 安値
中国 上海総合指数 3503.78 - 1.22(- 0.03%) 3511.81 / 3489.14
中国 深セン総合指数 2120.85 + 2.18(+ 0.10%) 2130.70 / 2113.57
香港 ハンセン指数 24517.76 - 72.36(- 0.29%) 24867.81 / 24517.75
韓国 総合株価指数 3186.38 - 28.90(- 0.90%) 3209.20 / 3178.42
台湾 加権指数 23042.90 + 206.96(+ 0.91%) 23106.43 / 22923.12
豪 ASX200指数 8561.77 - 68.58(- 0.79%) 8630.30 / 8544.70
印 SENSEX指数 82633.27 + 62.36(+ 0.08%) 82704.98 / 82342.94
シンガポールST指数 4127.87 + 8.05(+ 0.20%) 4132.61 / 4119.58
タイ SET指数 1156.16 - 4.85(- 0.42%) 1167.80 / 1154.13
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16日のアジア太平洋株式市場は、午前中の堅調な地合いから、午後に入って売りが
目立つ展開となった。米エヌビディアの対中輸出再開を受けて、米中貿易協議進展期待
から、ハイテクなどを中心に午前中は買いが目立っていたが、午後まで勢いが続かなか
った。
昨日の米CPIを受けて米国の利下げ期待が後退。ドルペッグ制(ドルに対する為替
レートを一定に保つ管理通貨制度)を採用しており、金融政策の変更は基本的に米国に
準じる香港でも利下げが遠のいたとの思惑がハンセンの重石となった。
中国上海総合指数は1.22ポイント安の3503.78ポイント。香港株式市場
でハンセン指数は72.36ポイント安の2万4517.76ポイント。豪州株式市場
でASX200指数は68.58ポイント安の8561.77ポイント。
中国大陸市場で上海総合指数は小幅ながら続落となった。朝から売りが目立つ金融関
連が軟調。中国四大銀行の中国農業銀行の売りが目立ったほか、交通銀行なども弱い。
シリンダー製造の江蘇恒立油圧がしっかり。情報関連は当初買いが目立ったが、まちま
ち。ソフトウェアの中科寒武紀科技が大幅高も、通信機器の富士康工業互聯網(フォッ
クスコンインダストリーズ)は軟調。
香港ハンセン指数は序盤の上昇からマイナスに転じた。一時は4カ月ぶりの高値圏を
付けていた。動画アプリ大手の快手科技、スポーツ用品の安踏体育用品、食品メーカー
のティンイーなどがしっかり。繊維メーカーの申洲国際、不動産管理・商業運用サービ
スなどプロパティマネジメントの華潤万象生活(チャイナリソーシズミックスライフス
タイル)などが軟調。
豪ASX200指数は軟調。幅広い銘柄が売られた。CFO交代が警戒を誘った金鉱
山のニューモントが大幅安、建築資材のジェームズハーディ、商業銀行大手ナショナ
ル・オーストラリア・バンク・リミテッドなども弱い。医療用ソフトウェアのプロメデ
ィカス、医療品メーカーのフィッシャーアンドバイカルヘルスケアなどヘルスケア関連
が強い。
MINKABU PRESS