日経平均は、前営業日比56.72円高の3万9734.74円で寄り付き、その後
は下げに転じている。前日の米国株式市場で主要3指数は高安まちまち。6月の米消費
者物価指数(CPI)で総合、コアともに前年比で伸びが前月から加速したことが売り
につながり、NYダウは436ドル安。一方、中国向け人工知能(AI)半導体の輸出
再開が好感され、ナスダック総合指数は0.18%高で史上最高値を更新した。東京株
式市場では、前日の米ハイテク株高や円安を背景に高寄りしたが、その後はマイナスサ
イドに沈んでいる。午前9時17分現在、前営業日比115.30円安の3万956
2.72円で推移している。
東証業種別株価指数は、全33業種中、15業種が上昇、18業種が上昇している。
値上がり率上位は、精密機器、その他製品、ゴム製品、値下がり率上位は、不動産業、
海運業、パルプ・紙となっている。
MINKABU PRESS