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日本時間午後11時26分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 153.46 - 0.96 (- 0.62%) 154.67 / 153.39
ユーロ・ドル 1.0389 + 0.0006 (+ 0.06%) 1.0440 / 1.0376
ポンド・ドル 1.2473 + 0.0027 (+ 0.22%) 1.2517 / 1.2440
ドル・スイス 0.9078 - 0.0058 (- 0.63%) 0.9140 / 0.9065
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日本時間午後11時26分現在のドル円は1ドル=153.46円。きょうの為替市
場はドル高・円高の動きが優勢となっている。その中でも円高が勝っており、ドル円は
153円台半ばに下落。先ほど発表の米生産者物価指数(PPI)は予想を上回る内容
となった。前日のCPIと合わせてFRBの利下げへの慎重姿勢を正当化する内容では
ある。
短期金融市場は前日と変わらず、次回の利下げは12月まで後退している状況。一部
には年内は据え置きとの観測も出ている。為替市場は発表直後こそ売買が交錯したもの
の、次第にドル高が優勢となる格好。しかし、それ以上に強い円高がドル円を押し下げ
ている。
市場は貿易摩擦への懸念にも対応を迫られている。ホワイトハウスは、本日のインド
のモディ首相との会談に先立ち、相互関税を課す意向であると発表。トランプ大統領は
けさ「本日は大きな1日:相互関税」と自身のソーシャルメディアプラットフォームで
あるトゥルース・ソーシャルに投稿していた。
トランプ大統領絡みのニュースでは、関税に加えウクライナ戦争の停戦交渉が浮上し
てきている。前日にトランプ大統領とプーチン大統領が電話会談し、停戦交渉を開始す
ることでは合意したようだ。ただ、情勢はすべて未知数。東京、ロンドン時間には大半
の主要通貨に対してドルは弱含み、ファンド勢もドルロングを解消しているとの観測も
出ていたが、NY時間に入ると巻き戻されている。
ドル円は200日線は回復しているものの、本日154.45円付近に来ている21
日線には上値を抑えられている状況。現在は21日線と100日線の間にあり、次にア
クションを待っている状況。
なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測され
ていない。
13日(木)
現行付近にはなし
14日(金)
152.00(28.4億ドル)
MINKABU PRESS