13日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比261円高
の3万9225円と続伸。
3万9000円近辺は強弱観が対立するなか、外国為替市場で急速に円安が進んでい
ることが材料視されリスク選好の地合いとなっている。欧州株市場ではドイツの主要株
価指数であるDAXの最高値更新基調が続いているほか、英FTSE100も連日最高
値更新と強い動き。米国株市場ではNYダウが3日ぶりに反落したが、ナスダック総合
株価指数はわずかながらプラス圏を維持した。1月の米消費者物価指数(CPI)は事
前予想から上振れたとはいえ、波乱展開とはならなかったことから東京市場でも不安心
理が後退している。そうしたなか、米長期金利上昇を背景とするドル買い・円売りの動
きは日本株に追い風となっている。
出所:MINKABU PRESS