14日の東京株式市場はやや売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比15
3円安の3万9416円と続落。
日経平均は4万円大台を前に上値の重い地合いが続いている。トランプ関税に対する
警戒感が引き続き根強いなか、20日に投開票を控える参院選を控え積極的な買いが入
りにくい相場環境にある。前週末は欧州株市場が全面安だったほか、米国株市場も景気
敏感株を中心に売りに押されたことで、東京市場でも足もとでポジション調整の売りが
意識されている。一方、外国為替市場でドル高・円安水準で推移していることは株価の
下支え要因となるが、それ以外は足もとで買い手掛かり材料不足の感は否めない。
出所:MINKABU PRESS