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米東部時間午後4時19分
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 42063.36 + 38.17 (+ 0.09%) 42138.41 / 41865.95
ナスダック総合指数 17948.32 - 65.66 (- 0.36%) 18024.34 / 17835.64
S&P500 5702.55 - 11.09 (- 0.19%) 5715.14 / 5674.49
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きょうのNY株式市場でダウ平均、ナスダックともにマイナス圏でスタートとなった
が、ダウ平均は小幅ながらプラス圏に盛り返して引け、終値ベースの最高値を連日更新
する形となった。ナスダックはマイナス圏も、一時に比べてマイナス幅を縮めている。
終値はダウ工業株30種平均が38.17ドル高の4万2063.36ドル、ナスダ
ック総合指数が65.66安の1万7948.32、S&P500が11.09安の5
702.55。
昨日の市場でダウ平均、ナスダックともに大幅高となり、ダウ平均が過去最高値を更
新したこともあり、朝はやや調整ムードで始まった。週を通してもしっかりとした上昇
を見せており、行き過ぎ感への警戒が見られた。もっとも米国の利下げ期待が継続する
中で、株式市場は堅調な地合いを維持しており、下がると買いが出る展開となった。
ダウ平均は小幅マイナス圏から回復。スポーツ用品のナイキは販売不振に苦しむ中、
現在のジョン・ドナホーCEOの後任として、2020年に引退していたエリオット・
ヒル氏が10月14日付でCEO兼社長に就任すると発表。市場はこれを好感して時あ
kン外で一時10%以上上昇。米国市場でも堅調な動きを見せ、6.8%高で引けてい
る。そのほか、コンピュータ大手IBMやファストフードのマクドナルド、衛生用品の
P&Gなどが堅調。銀行大手ゴールドマンサックス、運輸機械などのキャタピラー、化
学品のダウなどの売りが目立った。
新興ハイテクは朝からテスラが軟調。エヌビディアも1.59%安で引けた。その他
は1%以下の値動きにとどまり、総じてさえなかったこともあってナスダックはマイナ
ス圏で引けた。
その他目立ったのは決算が弱かった運輸大手フェデックスで15%超の下げとなっ
た。
ナスダックで最も取引量が多かったのはリチウムイオン電池のExpion360。同社関連
の大きなニュースは確認できなかったが、45.7%の上昇で出来高も4.28億となった。
フェデックス<FDX> 254.64(-45.75 -15.23%)
ナイキ<NKE> 86.52(+5.54 +6.84%)
Expion360 Inc<XPON> 0.08(+0.03 +45.70%)
エヌビディア<NVDA> 116.00(-1.87 -1.59%)
テスラ<TSLA> 238.25(-5.67 -2.32%)
マクドナルド<MCD> 296.83(+2.98 +1.01%)
ゴールドマン<GS> 498.43(-5.40 -1.07%)
キャタピラー<CAT> 368.82(-4.49 -1.20%)
IBM<IBM> 217.70(+3.81 +1.78%)
ダウ<DOW> 51.71(-1.18 -2.23%)
MINKABU PRESS