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日本時間午後10時39分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 143.75 - 0.10 (- 0.07%) 144.46 / 143.17
ユーロ・ドル 1.1132 - 0.0030 (- 0.27%) 1.1170 / 1.1083
ポンド・ドル 1.3329 + 0.0008 (+ 0.06%) 1.3333 / 1.3249
ドル・スイス 0.8493 - 0.0007 (- 0.08%) 0.8521 / 0.8486
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日本時間午後10時39分現在のドル円は1ドル=143.75円。きょうのドル円
はNY時間にかけて戻り売りが優勢となり143円台前半に伸び悩んだものの、NY時
間に入ると買戻しも見られ、143円台後半に戻している。先週のFOMCや日銀決定
会合を受けて一時140円を割り込んでいたドル円は144円台半ばまで買い戻されて
いた。しかし、下向きのトレンドが形成されている中で上値では戻り待ちの売りも出て
145円台には躊躇していたようだ。
先週のFOMCの大幅利下げを受けて、市場では米経済のソフトランディング期待が
高まっている。米株式市場ではダウ平均が終値ベースでの最高値を更新する中、ドル円
も買い戻しが強まった。加えて日銀の植田総裁が決定会合後の会見で、追加利上げに慎
重姿勢を示したと受け止められたこともドル円の買い戻しをフォローしていた。
しかし、今後は日米の金利差が縮小するとの観測から上値は依然として重い。先週の
買戻しで21日線の水準を回復してきたが、目先はその水準を維持できるか注目され
る。本日の21日線は143.45円付近に来ている。
なお、先ほどカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の発言が伝わり「今後は小幅なステ
ップ見込む」と述べていたほか、ボスティック・アトランタ連銀総裁は「0.50%ポ
イントの利下げは今後の動きを固定するものでない」と述べていた。いまのところ市場
では、11月、12月の0.25%ポイントずつの利下げで予想コンセンサスが形成さ
れているようだ。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
23日(月)
144.75 (5.0億ドル)
144.85 (5.0億ドル)
25日(水)
142.45 (22.5億ドル)
MINKABU PRESS