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2025年04月24日(木)05時40分

シカゴ穀物引け速報=大豆は期近から期中は続伸、コーンは軒並み続落

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 大 豆      2025/05 1040.25 + 5.25
2025/07 1050.25 + 4.25
 コーン       2025/05 472.00 - 3.75
2025/07 479.25 - 4.00
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 大豆は米国の対中輸入関税大幅引き下げの可能性を受け期近~期中が続伸、コーンは
米産地の好天を受け軒並み続落。
 大豆は期近から期中は続伸、他は続落。終値の前営業日比は0.50セント安~
5.00セント高。中心限月の5月限は5.25セント高の1040.25セント。

 米トランプ大統領が対中輸入関税の大幅引き下げの可能性を示したことで、米中貿易
戦争に対する警戒感が後退したことが買い支援要因になった。一方、米産地での順調な
作付け、今週は作付け、生育に適した天気が広がるとの予報が重石となり、新穀限月を
中心とする期先限月は値を落とした。
 コーンは軒並み続落。終値の前営業日比は4.50~2.25セント安。中心限月の
5月限は3.75セント安の472セント。
 米農務省(USDA)の発表で米産地でのコーン作付が平年を上回るペースで行われ
ていることが明らかとなった。今週は気温が上昇し、穀物の生育に適した天気が広がる
と予想される。気温上昇予想を受けてさらに作付けと生育が進むとの見方が広がり売り
優勢で運ばれた。また、米トランプ大統領が対中国輸入関税が145%には達しない可
能性を示唆したことでドル買いの動きが広がったことも売りを呼ぶ要因になった。

MINKABU PRESS